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ファーウェイ、通信業界のデジタル変革に向けたイニシアチブ5件を発表

ファーウェイ(Huawei、華為技術)は2月17日、通信業界のデジタル変革を加速する5つの「Big Initiatives(重要なイニシアチブ)」を発表した。

ファーウェイはまた、コラボレーションを実現するオープン・プラットフォームを支援し、これによって通信業界で成功を共有することが可能となる。

さらに、同社は4.5G、IoT、2K/4Kビデオ、Safe City向けの革新的なソリューションも発表した。Big Initiativesと革新的なソリューションは、業界内での広範なコラボレーションを通じてBetter Connected Worldを構築するというファーウェイの長期にわたるコミットメントを象徴している。

 

ファーウェイはビデオ業界市場が1000億ドル、エンタープライズ・クラウド市場が1兆ドルに伸びる可能性があると予測している。IoT接続数は10倍に上るとみられる。

5つのBig Initiativesは、Big Video – Everywhere、Big IT – Enabling、Big Operation – Agile、Big Architecture – Elastic、Big Pipe – Ubiquitousである。

 

ファーウェイはパートナーとともに、共有イノベーションのためのオープンな研究施設を開設し、新規サービスを速やかに商用利用できるように支援するという。

中国、欧州をはじめとする地域にある10カ所以上の研究施設には600以上のパートナーが集まった。ファーウェイは開発者のためにeSDKプラットフォームを構築し、柔軟かつ使い勝手のよい開発ツールおよびサポートサービスを提供している。

同社は10億ドルのDeveloper Enablement Programを開始し、イノベーション実現環境を整えた。垂直業界のデジタル変革のために、ファーウェイはコンサルタントおよびソフトウエア・パートナーと協力し、業界専用のエコシステムを構築し、輸送、エネルギー、政府、金融などの業界に統合ソリューションを提供している。

さらにファーウェイは、アップストリームおよびダウンストリームのパートナーとともにイノベーションを推進し、これらのパートナーが5G、SDN/NFV、デジタルオペレーションなど新たな通信業界のトレンドに適合することを支援している。

 

ファーウェイは、ビデオサービスのコンテンツを統合しイノベーションを実現する2K/4Kビデオ向けのオープンプラットフォーム・ソリューションを開発した。

クラウドコンピューティングにおいては、ファーウェイは通信オペレーターと協力してクラウドサービスを提供することを最優先している。ファーウェイのクラウド戦略は、パートナーとともにオープンクラウド・エコシステムを共同で構築することである。

ファーウェイは、PaaSおよび統合SaaSを実現するIaaSの構築に注力し、アプリケーション指向およびデータドリブンの高価値開発で同社のパートナーを支援する。

 

ファーウェイはモバイル・ワールド・コングレス(MWC)で、同社の革新的な4.5G、IoT、Safe Cityソリューションなどを展示する。これらは世界の通信キャリアとエンタープライズがアジャイル・イノベーション、加速された変革、事業の成功を達成することを支援する。

4.5Gは最高1000Mbit/sのモバイル・ブロードバンドデータ転送速度を提供し、HDボイス、2K/4K HDビデオ、バーチャルリアリティー体験をどこでも利用できることを実現。4.5Gはわれわれの生活をよりスマートにし、通信オペレーターが業界市場に進出することを支援するIoTも実現する。ファーウェイが今年のMWCで発表した主要製品の1つであるGigaRadioは4.5Gにとって極めて重要なテクノロジーである。GigaRadioは2016年には大規模に商用展開され、4.5Gの世界普及の加速に寄与する。

 

ファーウェイのIoTソリューションはスマートホームを現実化することによって、キャリアの家庭ブロードバンド・サービスのデジタル変革を促進する。ファーウェイのLTEベースのNarrow Broadband IoT(NB-IoT)テクノロジーによって、通信オペレーターはユビキタスな携帯電話IoTを提供することが可能となる。このテクノロジーはスマート・パーキング、物流追跡、スマートシティーにおいて新規の事業機会を生み出す。

ファーウェイのSafe Cityソリューションは、最新のIoTおよびモバイル・ブロードバンド(MBB)テクノロジーによって実現され、スマートでビデオを利用する都市向けのセキュリティーシステムを提供する。これらのシステムによって、政府および市当局は危機を防止し、緊急事態への対応を向上させることができる。ファーウェイのSafe Cityソリューションは30カ国余の100以上の都市に採用されている。

 

予測によると、2025年には40億の新たなブロードバンド・ユーザーが存在し、1000億以上のものがデジタル接続され、1人当たりのデータ消費は500倍以上に上ることになる。デジタルおよび物理的な世界は急速に融合しており、消費者は新しい規範としてROADS(Real-time、On-demand、All-online、DIY、Social)体験を要求している。

通信業界がROADS体験を提供し顧客の多様なニーズに応えるためには視野を広げ、パートナーへのパイプ、データ、サービスを開放して、デジタル変革のためのBig Initiativesを取り入れ補完的な提携関係でリソースを共有しなければならない。

 

ファーウェイは通信オペレーターおよびエンタープライズ顧客とともに、2月22日から25日まで、スペインのバルセロナで開催されるMWC 2016で通信業界におけるデジタル変革に関する貴重な洞察を紹介するという。

 

【関連リンク】
ファーウェイ(Huawei/華為技術)

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