ドコモと大分県、5G・IoTを活用した地域活性化に向けて連携

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と大分県は、相互連携を強化して、ドコモの5GやICTサービス、AI技術などを活用して大分県における地域の活性化、県民サービスの向上を図ることを目的に、地域活性化に向けた連携と協働に関する協定を締結した。

同協定で連携・協働する主な内容は、以下の通り。

  1. 安心・安全に関すること
    • 濃霧の高速道路でも安全に走行できる運転補助システムの取り組み
      大分県では、濃霧による高速道路の通行止めに起因する、観光面での経済損失や、さまざまなビジネスにおける機会損失の影響を最小限に抑えることが長年の社会課題となっている。そこで、高速大容量/低遅延という5Gの特徴を活かして、ドライバーの運転をサポートする情報をリアルタイムで提供することにより、濃霧時の運転の安全性確保に取り組む。
  2. OITA4.0の推進に関すること
    • 5Gエリアにおける遠隔ロボットを活用した新たな体験環境構築に向けた取り組み
      大分県内のレジャー施設やスポーツ施設などをドコモの5Gエリアとし、対象会場で行われるイベントや試合を、遠隔地からANAアバター(※)などのロボットを介して参加・観戦する仕組みの実証実験を行い、地理的な制約を超えた体験環境の実現を目指す。
    • 大分県のICT化推進に向けた取り組み
      ドコモが大分県の自治体や企業を対象に「地域創生セミナー in 大分」を開催する。
  3. 大分県の情報発信に関すること
    • 県内のスポーツイベント等での情報発信に関する取り組み
      大分県内のレジャー施設やスポーツ施設などをドコモの5Gエリアとし、対象会場で開催されるイベントや試合におけるVR/ARなどの先端技術を活用した新たな鑑賞・観戦スタイルを共同で検討するなど、大分県の魅力の発信力強化に取り組む。
  4. 青少年の育成・障がい者との連携に関すること
    • 県内の中高生を対象としたIT技術講習会などの取り組み
      IoTやAI技術、ドローン、クラウド、5Gなどの最先端技術やサービスに関する勉強会やセミナー、アイデアソンなどを通じて、県内の中高生のITリテラシーを高め、将来活躍できるIT人材の育成に取り組む。
    • IoT×部活動による選手の競技力向上に向けた取り組み
      部活動の試合などにおける選手の運動データを可視化するドコモのスポーツデータ解析システムなどを活用し、選手の競技力向上を目指す。
    • 健常者や障がい者、小中学生などが一体的に参加可能な、IT技術を用いた競技の普及促進に向けた協力
      eスポーツやドローンレースなど、IT技術を用いた競技の普及促進に向けた活動を共同で検討する。
  5. その他、地域社会の活性化および県民サービス向上に関すること

※ANAホールディングス株式会社が取り組む、新たなモビリティサービス。離れた場所に置かれたロボットを遠隔操作し、あたかも自分自身がそこに存在しているかのようにコミュニケーションや作業を行うことができる。

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