TOP >
人工知能(AI) > 埼玉県、IoT・AI等を活用した「スマート保育園」モデル実証実験をユニファと実施
埼玉県では民間企業等との連携を積極的に行っており、2018年4月からは「Saitama-Collaboration-Lounge(Sai-Co-Lo/サイコロ)」を設置し、民間企業等からの提案を受け付けている。今回、その一環で、保育士の業務負担軽減と保育の質向上等を目指す実証実験を行うことを発表した。
現在、保育の現場では保育士の人手不足や保育の安全性確保等、喫緊の課題が多くある。保育士の業務は午睡時の体動記録や日誌の作成等、手作業による事務が多く、保育士の負担になっている。そこで、県はユニファ株式会社と連携し、これらの業務をIoT、AI等で効率化して、保育士が子どもと向き合う時間に集中できる環境を整えることで人手不足の解消や保育の質の向上等を図る、官民連携「スマート保育園」モデル実証実験を実施する。
実証実験では、ユニファが開発する乳幼児等の子育てを支援するための情報技術「ベビーテック」を保育園に無償で試験的に導入し、データを収集、分析を行うことで安全性確保を前提に効率化できる業務の整理やICT化の課題等を検証する。導入するベビーテックは以下の通り。
- 園児の昼寝中の体動や体の向きを記録する「ルクミー午睡チェック」、スマート体温計「ルクミー体温計」などにより収集した情報を分析し、子どもの健康状態の異変を早期検知する「見守りAI」
- 「ルクミーフォト」での自動撮影や音声録音のデータをAIが処理することで効率的に日誌を作成する「スマート日誌」
- 「キッズリー保育者ケア」での保育園の組織診断による早期離職の防止
なお、導入するベビーテックは、実施園の実情に合わせて上記のいずれかまたは全ての技術を導入する。導入施設は川口市、戸田市の保育園10か所で、実施期間は、2019年9月から2020年2月までだ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。
また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。
そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。
- DXに関する最新ニュース
- 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
- 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
- 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ
など、多岐にわたるテーマが配信されております。
また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。
無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。
ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。
無料メルマガ会員登録
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。
DX実践ノウハウ解説
BPMSで、業務改善にとどまらない、業務改革を行う方法
DX実践講座
業務プロセス改善のDXで使う「ECRS」とは、具体例や使い方を解説
業務改善のためのDX、5つの基本ステップ
DX人材の6つの役割と必要なスキル
DXを加速する、アジャイル型組織とは
攻めのDX、守りのDX
DX戦略を作るのに必須となる、5つのビジネスフレームワーク
DX時代の正しい事例の読み解き方(事例マニアはNG)
生成AI活用ガイド
RAG技術で生産性を向上させるGoogleのAI「NotebookLM」とは?活用法や企業での活用事例も紹介
生成AIで無駄な会議をなくす?議事録にAI活用し「生産的な議論と問題解決の場」へと変革するヒントを紹介
最新の「Copilot」は何ができるのか?Microsoft AI Tour Tokyoで語られた活用方法
NVIDIA、新プラットフォーム「COSMOS」を発表、物理AIの時代における日本の存在価値 ーCES2025レポート2
【無料】デジタルでつながるビジネスの未来|10/18東京、11/14大阪|UCHIDAビジネスITフェア2024|セミナー&展示会
業務で活用されればされるほど企業の差別化要素となるAI実現へ向けた挑戦 ― 砂金氏インタビュー
PwCコンサルティングが「生成AIに関する実態調査2024」を発表、効果を実感している企業の特徴とは
ASUS、AI PC向けソリューション搭載PCを発表 ーCOMPUTEX2024レポート2
NVIDIAが台湾コンピュータ産業を牽引するか ーCOMPUTEX2024レポート1