電動キックボードなど、さまざまな移動体験に触れる ーTOKYO MOTOR SHOW 2019 レポート4

10月23日から開催された第46回東京モーターショー2019の開催レポート第四弾となる。

今回のモーターショーは、OPEN FUTUREのテーマのもと、近未来を感じ実際に移動体験ができるエリアも多数用意されている。今回は、電動キックボード・モビリティの試乗が可能なOPENROADについてとりあげる。

今回、電動キックボードと電動モビリティの大きく2種類が試乗体験可能となっており、試乗待機列は電動モビリティは並んだ際は待ち時間約1時間ほどの長蛇の列ができていた。今回試乗できる電動キックボードは、全4社が出展しており、全6種類となっている。せっかくなので、4社分すべて試乗してみた。

キックボードの試乗体験は全6種類可能だった。台数は限られているため、種類によっては待ち時間が発生する。

各社の電動キックボードのスペックならびに、試乗してみて感じた乗り心地については以下のとおり。

電動キックボードサービス全4社について乗り心地を比較してみた。

 

mobby ride/mobby

アクセル・ブレーキの感度、満遍なくバランスがよく女性でも扱いやすいと感じた。

また、キックボード自体の重さも持ち運びがなんとかできそうな範囲の重量だ。さらに、乗っている際の振動もさほど強くなく、凹凸のある路面でもふらつきが少なかった。以上から4種類中、比較的バランスがとれているキックボードだった。

タイヤが振動を吸収しやすいのか、mobbyは比較的安定して扱いやすいと感じた。

Luup/LUUP

mobbyに続き、重量と安定感ではバランスがよい。ただ、スピードを出すためにアクセルをかなり強く踏み込む(実際はスロットル式のため、指で押さえこむ形)必要があったので、若干スピードが出にくいように感じた。

ブレーキは左側のみについており、レバー式だがこれは少し慣れないと、うまく扱えなかった。

右側ハンドルについているスロットルを下に押すことでアクセルが踏める。

Wind Mobility Japan/WIND 3.0

安定感は抜群で、また凹凸のある路面でもふらつきがほぼない。この中では最もスピードが出る種類だが、なによりも重さがネックだった。加えて、重量が30kgとなると、女性が片手で持ち運ぶといったことは難しいかもしれない。なお、手押しのエリアでは車体自体が重いため、多少疲労感を感じた。

ブレーキは、4種のうち唯一自転車と同じダブルレバーのため馴染みやすい人も多いかもしれない。

またWINDは、10分間停止していると自動的にモーターが止まるため、再起動にはアプリで乗っていたWINDについているQRコードを読み込む必要がある。

WIND3.0は、QRコードを読み込んで再起動させる必要がある。

eBikeR/CityBlitz

4種のなかで、最も軽いため、持ち運びに便利で扱いやすかった。気軽に持ち運ぶには、最も現実的な重さのキックボードだろう。

ただし、軽い分凹凸のある道路では振動が吸収されにくいためバランスがとりづらい。そのため、乗る場所を少し選ぶかもしれない。ただ、凹凸がある石畳ような路面はかなりしっかりハンドルを握る必要があるが、ハンドルは4種のなかでは手にフィットしやすい形状だったので苦にはならなかった。

ブレーキはスロットル式のもの(左ハンドルの赤い部分)と後方車輪にも足踏みで止めることが可能なタイプがついている。

後方車輪には足踏みのブレーキもついている。気軽に持ち運べて乗れるのはまさに生活の足となりそうだ。

CityBlitzを除き、その他の電動キックボードについてはシェアサービスであるため、チャンスがあればぜひ乗り心地を試してみてほしい。

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