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ISIDとALIFE Lab.、ALifeの社会応用に向けて共同研究を開始

株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)のオープンイノベーションラボ(以下、イノラボ)と一般社団法人ALIFE Lab.は、ALife(人工生命)の社会応用に向けて共同研究を開始した。

ALifeとは、自然の生命に特有の振る舞いを示す人工的なシステムを構築して、シミュレーションをすることで、生物を構成する物質そのものだけでなく、その背景にある生命の成り立ちや仕組みといった、生命現象の原理を明らかにする試みだ。「自律性」や「進化」などを生み出す「生命のOS」を見つける活動で、AIの限界を超える可能性を持つ研究領域として注目を集めている。

イノラボは、ISIDが2011年に設置した研究開発組織で、社会課題の解決に向けた先端技術の実装を手掛けており、「街づくり・地方創生」などの領域で新たなソリューションの創出に取り組んでいる。ALIFE Lab.は、複雑系科学/ALife研究を行う東京大学教授の池上高志氏らが中心となり、ALife研究者と他分野の研究者やアーティストとの共創促進を目的に2016年に発足したコミュニティで、2019年9月から一般社団法人として活動を本格化した。

両者は、同共同研究を通じて、従来の技術では解決が難しい社会課題やビジネス課題へのALife研究の応用に挑戦して、新たな価値観の創出やソリューション開発を目指す。

共同研究の第1弾として、「集団の形成メカニズムの分析と介入法」をテーマに設定した。異なる価値観を持ち自律的に行動する複数の人間が、どのような条件下で滞留し集団を形成するのか、どのような因子が集団に変化を起こすのかを、ALifeを用いたシミュレーションで解き明かす。今後、同研究の成果を、都市で発生する諸課題の解決に生かしていく計画とした。

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