AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

Intelligence Design、AI画像認識技術・IoT端末を利用した交通量調査自動化サービスをリリース

国土交通省では「ICTを活用した新道路交通調査体系検討会」を設立し、これまで5年に1回実施してきた「道路交通センサス」を主体とした調査から、ICTを活用し常時観測を基本とした「新たな道路交通調査体系」の構築を目指して、データ収集においての課題抽出やデータ活用について検討している。2019年度から2020年度にかけては、様々な形でICTを利用した調査を実施し、2025年に常時観測を実現する予定としている。

そこで、近い将来、同分野でAIによる映像解析が重要な位置を占めることを見据え、AIソリューションを提供するIntelligence Design株式会社は、AI画像認識技術・IoT端末を活用した交通量調査自動化サービス「IDEA counter」をビルのオーナー向けにリリースする。

「IDEA counter」は、Intelligence DesignのAI技術「IDEA」の画像認識技術を利用した交通量調査自動化サービスだ。株式会社ソラコムのIoT端末「S+Camera Basic」と組み合わせて使用することで、ビルテナントから歩道/道路が画角に入るようにカメラを設置するだけで、計測可能となる。従来の交通量調査で必要であった道路使用許可申請も不要だ。

「S+ Camera Basic」は、セルラー通信と電源が一体となったカメラで、SORACOMプラットフォームを通じてセキュアなIoTカメラ活用とフレキシブルなAIアルゴリズム活用をサポートする。

同サービスは、交通量のカウントだけでなく、服装・持ち物などのトレンド情報も取得できるため、マーケティング目的でのデータ取得も可能だ。また、「IDEA counter」で検出した交通量データは、リアルタイムでウェブ上から確認ができ、グラフなどで可視化できる。

Intelligence Design、AI画像認識技術・IoT端末を利用した交通量調査自動化サービスをリリース

これまで人手による計測で行われてきた交通量の調査をAI映像解析によって自動で実施することで、従来難しいとされた長期間の計測を低コストで実施できる。

今回のリリースに先駆け、明治神宮前近辺に複数のビルを所持する宮崎ビルのオーナーと連携し、「IDEA counter」を活用した交通量調査を実施した。その結果、人の目視によるカウント数と同程度の結果が得られた。

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