アース・カーとNTTデータカスタマサービス、駐車場の満空情報を測定するワイヤレス車両検知センサーシステムの実証実験を実施

駐車場事業者にとって、正確な駐車場の満空情報の把握は重要な課題である。郊外の施設やサービスエリア、道の駅などの駐車場の多くは無料駐車場で、満車か空車か、どの車室が空いているかが分からないことからドライバーはスムーズな駐車を行えず、混雑時は周辺道路の渋滞を引き起こす要因となっている。

また、入出庫検知が可能な有料のゲート式駐車場では、コインパーキングと荷下ろし車両の入口が一体の場合、トラックもコインパーキングの利用とカウントされ、その分駐車可能数を圧迫している。

このような中、駐車場シェアリングサービス「特P(とくぴー)」を運営する株式会社アース・カーは、NTTデータカスタマサービス株式会社と共同で、駐車場の入出庫をリアルタイムで測定できるワイヤレス車両検知センサーシステムの実証実験を実施した。

NTTデータカスタマサービスのワイヤレス車両検知センサーシステムは、車室ごとに入出庫検知センサーを設置し、どの車室が空いているかをリアルタイムで把握できるため、車室単位の正確な満空情報をドライバーに提供することができる。

同実証実験では、頻繁に車両の入出庫が行われる稼働率が高い特P駐車場で、ワイヤレス車両検知センサーシステムの運用試験を実施し、各種運用データを取得している。無線通信モジュール搭載のセンサーを車室の地面に設置し、ワイヤレスゲートウェイと通信して車両の入出庫情報を入手する。

同実証実験で取得した利用の実データをもとに、アース・カーでは稼働率が高い駐車場を中心に満空情報を計測できるワイヤレス車両検知センサーシステムの導入を検証する。また、利用者が出庫したタイミングで次の利用者が駐車場を予約・利用できる仕組みの構築を検討する。