富士通、人の興味や行動に着眼した街頭広告のビジネスモデル創出などを支援するAI画像解析ソリューションを販売開始

人の興味や行動に着眼し、街頭広告モデル創出や街づくりを支援するAI画像解析ソリューション「GREENAGES Citywide Surveillance V3」を販売開始

2016年10月、富士通株式会社は、安心して快適に暮らせる街づくりを目指した画像解析ソフトウェア「FUJITSU Technical Computing Solution GREENAGES Citywide Surveillance」の販売を開始した。

「GREENAGES Citywide Surveillance」は、街中や施設などに設置されたカメラの映像を「FUJITSU Human Centric AI Zinrai」のAI技術によって解析し、人物や車両の様々な情報を自動抽出し、都市全体の動きをリアルタイムに把握することで、安心して快適に暮らせる街づくりを目指したスマート都市監視ソリューションだ。

2018年5月には、人物・車両の検知や数の測定だけでなく、AI技術により人物の服装特徴や車種・メーカー・車型・色などを判別する検知機能を拡充させ、解析結果をAPIで提供する機能を追加するなど、機能強化を図ってきた。

今回、同社は、同ソリューションの他分野への応用として、広告業界の長年の課題だった街頭広告の価値測定を実現するため、街頭広告周辺を行き交う群衆を対象とした視聴人数の測定や属性推定により、広告投資効果の分析や、広告視聴数を把握可能なデジタルサイネージの販売モデル創出を支援する「GREENAGES Citywide Surveillance V3」を広告事業者や広告主、駅や空港、大規模施設などの施設管理者に向けて販売開始した。

新ソリューションでは、カメラ映像から、個人を特定せずに、群衆を対象とした視認方向や性別、年代など、群衆のリアルな行動や特徴を捉える新機能を追加している。これにより、街頭や駅、空港、ショッピングモールなどに設置された広告媒体の価値測定や、広告投資効果の分析を行う。特長は以下の通り。

  • 視認測定
    デジタルサイネージや看板広告付近に設置したカメラ映像から、個人を特定せずに、群衆の視認方向を測定して、広告視聴数や視聴時間、視聴率を算出する。人物が小さく、顔の正面が映っていない群衆でも、頭部の向きや角度などから、個々の視認方向を検出できる。適用シーン例は以下の通り。
    ・広告視聴数を把握可能なデジタルサイネージの販売
    ・街頭や駅、空港、ショッピングモールなどに設置されたデジタルサイネージや看板の誘導効果の測定、人流最適化
    ・覗き込みなどの不審な行動を検知し、安心・安全を強化
    富士通、人の興味や行動に着眼した街頭広告のビジネスモデル創出などを支援するAI画像解析ソリューションを販売開始
    視認測定のイメージ(白線:頭部の向き、緑線:首の角度、赤枠:頭部検出)
  • 属性(性別・年代)推定
    街中で群衆がランダムに行き交うような、人物が小さく、顔の正面が映っていない状況でも、個人を特定せずに、髪型や服装などの全身特徴から、群衆の性別・年代を推定する。適用シーン例は以下の通り。
    ・来場者の属性に応じた案内や広告表示などを実現するインタラクティブサイネージの導入
    ・駅、空港、ショッピングモールなどにおける、プライバシーに配慮した来場者の属性分析
    富士通、人の興味や行動に着眼した街頭広告のビジネスモデル創出などを支援するAI画像解析ソリューションを販売開始

GREENAGES Citywide Surveillance V3視認測定、属性推定の販売価格は、それぞれ月額1サイネージ 4万円(税別)だ。

同社は同ソリューションの提供を通じて、広告視聴数に応じたデジタルサイネージの販売や、ターゲット層の視聴状況に応じたダイナミックな広告表示など、人の興味や行動に着眼した新たな街頭広告のビジネスモデル創出や来場者属性に応じた案内や人流最適化などを支援して、さらなる街の活性化を図るとした。

プレスリリース提供:富士通

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