ミネベアミツミと岩崎電気、杉並区でIoT街路灯実証実験を開始

ミネベアミツミ株式会社は、業務提携関係にある岩崎電気株式会社と無線機能付き高効率LED道路灯を開発して、2015年から「スマートシティ」プロジェクトを進めている。同LED道路灯は、無線通信により光量を自在にコントロールすることができ、点灯状況・消費電力量のモニタリングが可能となり、運用管理の効率化と電力費削減を同時に図ることができる。

この無線機能付きLED道路灯をクラウドで一元管理することで、点灯時間や消費電力量のモニタリングが可能となり、各種センサー(環境センサー、パーキングセンサー等)、電力メーター、監視カメラなどを組み合わせ、都市生活にかかわる機能を一括してモニタリングできるシステムの構築を進めている。例えば、同LED道路灯を環境センサーと組み合わせることで、温度、湿度、気圧、風速などの様々なデータを取得して、区民への情報サービスの提供が可能になる。

今回、東京都杉並区からの実証フィールドの提供により、スマートシティプロジェクトの先駆けとなる「IoT街路灯実証実験」を開始した。実験場所である西荻窪駅北口周辺に、スマート街路灯11灯、環境センサー1台を設置し、同社独自の無線によるコネクティビティをもつ街路灯がネットワークを作り、街路灯やセンサーを一括集中管理することができる。

ミネベアミツミのスマートシティを支える通信方式は、「6LoWPAN」だ。以下の特長を持つ。

  • メッシュ状にネットワークを構築し、木や建物などの多いエリアで有効。
  • 通信がダウンした場合、無線機能付きLED道路灯が自動的に新しいネットワークを構築する。

同プロジェクトを通して杉並区に省エネルギー化、管理の省力化を進めるとした。

Previous

慶應義塾大学SFC研究所とソフトバンク、5Gを活用したユースケースの共同研究を開始

富士通、マルチ生体認証技術をローソンレジなし実験店舗に導入

Next