マクニカ・損保ジャパン・SOMPOリスク、製造業向けにIoT製品のデータを活用した専用保険のサービスを提供

IoT技術の進展により、製造業においても工場内のセンシングが進みスマート化に取り組む企業がある一方で、先端技術の活用が進んでいる企業はまだ限定的だ。企業の先端技術の活用を阻害している要因として、導入における費用対効果や実際に工場現場で効果的に使えるか等の懸念から、導入を躊躇することが挙げられる。

また、日本企業のIoT導入率と今後の導入予定を踏まえると、今後さらに欧米企業に遅れをとることが懸念される。そのため、企業のIoT導入を後押ししていくことは、企業の国際競争力を維持するうえで、今後ますます重要性が高まることが考えられる。

株式会社マクニカ、損害保険ジャパン株式会社(以下、損保ジャパン)およびSOMPOリスクマネジメント株式会社(以下、SOMPOリスク)の三社は、振動センサー等を使用した重要設備の状態監視や可視化、センシングデータの蓄積が可能となるIoT製品のパッケージ提供と、それらのデータや技術を用いた保険の開発、最適な保険提案を行うサービスを2020年5月から提供する。

マクニカは、グループの持つ多様な商品ラインナップや技術力を活かして、製造業を中心に、コンサルティングから、センシングデータ収集、AIモデルの開発・組み込み、システム運用までをワンストップでサポートしている。またIoT製品「SENSPIDER」やセンシング端末などのハードウェアの開発、データ生成ツールや分析ツールのソフトウェアの開発も行っている。

損保ジャパンとSOMPOリスクは、企業向けの建物や設備・機械の損害を補償する保険およびその関連サービスを提供している。

三社が協同することで、マクニカのIoT製品やシステムに保険やサービスをパッケージ化して提供を行う。

重要設備の稼働状況データの蓄積、可視化を行うことで、設備の事故・故障の予知が可能になり、事故や故障で製造が止まることを未然に防ぐことができるだけでなく、収集される稼働状況に関するデータをベースに、適切なリスク管理が可能となるため、稼働状況に応じた工場ごとの最適な保険の提案も可能になるとしている。

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