マクニカネットワークス、工場やビル向けの「LPWA振動診断パッケージ」の提供を開始

工場やビルの現場では、長時間連続稼働する回転機械の異常兆候をとらえ、設備故障を未然に回避する必要がある。しかし、有線センサーを使用した専門システムでは、配線工事や費用面で導入へのハードルがある一方で、ハンディー振動計での定期巡回計測による診断では、常時監視ができないという課題がある。

マクニカネットワークス株式会社は、LPWAネットワークを用いて、工場やビルにおけるモーター、ファンやポンプなどの回転機械の振動監視を行う「LPWA振動診断パッケージ」の提供を開始した。

「LPWA振動診断パッケージ」は、LPWA無線振動センサーを用いて設備の状態基準保全ができるソリューションである。配線不要のセンサーから、機械の振動、表面温度情報をLPWAのひとつでもあるLoRaWAN通信を用いて定期的に収集し、集めたデータから振動診断を行うアプリケーションまでを1つにまとめて提供する。これにより設備停止に繋がる異常の早期発見、設備点検業務の効率化に貢献するとしている。

「LPWA振動診断パッケージ」の特長は以下の3点である。

  • 配線不要で設置可能な無線振動センサー
    振動センサーは3軸加速度センサー、温度センサーを内蔵した電池駆動のワイヤレスセンサーである。マグネットまたは、ネジ止めにより機械に設置が可能。電池寿命は3年間(1時間に一回送信の場合)で屋外設置も可能なIP66仕様となっている。
  • 長距離無線規格(LoRaWAN)対応
    免許不要なサブギガ(日本では920MHz)帯を利用しているため、任意の場所でインフラを構築できる。振動センサーからLoRaWANゲートウェイへ長距離、省電力通信を行い、振動データ、温度データを送信することができる。
  • アプリケーション
    振動データ、温度データを受信し、アプリケーション側で振動診断を行いWebブラウザ上で可視化を行う。異常時にはメール、SMSでのアラート通信も可能である。
Previous

「バーチャルヒューマン」によるヘルスケア領域へのアプローチ―ダッソー・システムズオンライン事業戦略説明会レポート

ヤンマーアグリ、スマート農業を支援する「収穫量マッピング仕様コンバイン」を発売

Next