日立とPTC、製造業におけるバリューチェーンの全体最適化を実現するソリューションの提供に向けた協業で合意

近年、日本の製造業では、少子高齢化に伴う生産年齢人口の減少に加え、昨今の新型コロナウイルスの感染拡大によるバリューチェーンの分断リスクといった様々な課題が顕在化している。

こうした中、デジタル技術とデータを活用して、これまでのひとつの企業での業務内・工程内の個別最適化だったところから、製品の企画・設計から生産、保守サービスまでのバリューチェーンをつなぎ、全体最適化を実現する高付加価値なオペレーションが求められている。

株式会社日立製作所(以下、日立)とPTCジャパン株式会社(以下、PTC)は、製造業における製品の企画・設計から調達、生産、保守サービスまでのバリューチェーンをシームレスにつなぎ、全体最適化を実現する次世代ソリューションの提供に向けて協業を行うことで合意した。

製造を中心としたサプライチェーン領域で幅広いLumadaソリューションを提供する日立と、製造業のエンジニアリングチェーン領域で豊富なコンサルティングの経験・知見とWindchillやThingWorxなどのノウハウを保有するPTCの技術やリソースを組み合わせて、業務間や企業間に存在する課題を解決することで、製造業のDXの推進を支援するとしている。

これまで日立とPTCは、プロジェクトごとに連携していたが、今回、本格的な協業を開始する。

協業の第一弾として、両社は、国内の製造業を対象に共同で事業展開を行っていくとしている。現在、大手工作機械メーカーであるオークマ株式会社のDXの実現に向けて、日立のサプライチェーン領域とPTCのエンジニアリングチェーン領域を組み合わせたモノづくりノウハウのデジタル化に関する共同提案に取り組んでいる。

Previous

大成建設とモノプラス、汎用型ロボット「temi」を業務用途に使用する病院運用の実証研究を開始

ダイセル、AIを活用した「自律型生産システム」を開発

Next