日本製鉄、製鉄所での設備状態監視基盤構築に向けNECのAI分析ソフトウェア「NEC Advanced Analytics – インバリアント分析」を採用

日本製鉄株式会社は、画像解析や深層学習も可能な計算能力を備え、各種データ解析を実施し、AIを開発、適用可能なプラットフォーム「NS-DIG」を整備するとともに、AIやIoTを含む高度ITの積極的な導入による安全・操業への支援、予防保全による安定生産、品質向上などを推進している。

その一環として、日本製鉄は、製鉄所での設備状態監視基盤の構築に向け、日本電気株式会社(以下、NEC)のAI技術「インバリアント分析技術」を活用したAI分析ソフトウェア「NEC Advanced Analytics – インバリアント分析」を採用した。

日本製鉄では、君津地区において原因究明に10日間を要した解決難易度の高いトラブルに対し、オフラインデータを用いて同ソフトウェアを活用することで、事前にトラブルの予兆を検知できることを実証し確認しているという。

同ソフトウェアは100msごとにリアルタイムに得られる計測データから、異常の予兆を自動検知できるため、トラブルによる稼働停止や設備不良による製品の品質劣化を未然に防ぐことが出来るとしている。さらに稼動中の通常状態を学習することで、過去のトラブルデータを必要とせず、発生したことがない未知のトラブルの発見も可能である。

また、鉄鋼製造プロセスの異常判定に十分なレスポンスを有し、さらに判定に用いるデータの前処理を利用者自身でカスタマイズも可能であるという。

日本製鉄は、2021年1月に東日本製鉄所君津地区で設備状態のオンライン監視における長期間運用テストを開始するとしている。

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