リクルート、VRを超えたスーパーVR体験会「未来アミューズメントパーク」 体験レポート

先日、リクルートテクノロジーズが開催した「VRを超えるスーパーVR体験会」で、新しいアミューズメントの体験をしてきた。

VRは360℃の動画や静止画の没入感を楽しめるモノだが、今回はそのVRを装着し乗り物に乗ることで、さらにバーチャルの世界をカラダ全体で体感することができた。まだすべて開発中ということだったが、未来の遊園地を十分に感じられるイベントだった。

四季の世界遺産 ドライブ

リクルート、VRを超えたスーパーVR体験会「未来アミューズメントパーク」 体験レポート

ご覧いただいてわかるとおり、アトラクションはほぼ人力である。Oculus Riftを装着し、人力で前後に移動する乗り物に乗り込むと、VRには冬の白川郷に始まり、白神山地、熊野古道を抜けて春の姫路城まで、日本国内の4つの世界遺産をバイクに乗って一気に走り抜けるという映像が360℃で目に飛び込んでくる。

現実にはあり得ない「バイクで空を飛ぶ」ことができるのもVRならではの体験だ。バイクで猛スピードで走り抜ける時や飛ぶ際にはヒトが後ろで乗り物を動かしてくれて、前方から勢いのある風が吹く。そのような外からの刺激がある中で見るVRの映像は「怖い」と思うほどリアルだった。もっと映像がクリアになればより没入感が増すだろう。

美瑛の丘レース -Hashilus-

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これは北海道の美瑛にある美しい丘陵地帯、通称「パッチワークの道」を馬に乗ってレースをするアトラクションだ。Oculus Riftをつけて、乗馬の感覚でエクササイズでするフィットネス機器に乘ると、馬に乗っている映像が表示され、手綱を強く叩くと馬が走る仕組みだ。

写真で見る通り周りから見ると一見地味にも見えるアトラクションだが、馬がレースのスタート地点に向かって少し走っただけで、あまりのスピード感と没入感で怖くなりスタートする前にリタイヤしてしまった。

※体感には個人差があります

座間味 ロケットジャンプ

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全天球実写映像を使用したVR体験。背負式の一人用飛行器具であるジェットパックを背負い、後ろで人力で引っ張ってくれることで、沖縄慶良間諸島の座間味島周辺を飛ぶことができる。ドローンを使って撮影した現地映像を使用しているという。ふわふわと浮遊している感覚で楽しめるそうだ。

TOKYOスカイラン -Urban Coaster-

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CG生成された東京に似た街をスカイコースター(ブランコ型コースター)に乗って超高速で疾走するアトラクションだ。体験をしている人がしっかりとブランコの紐を握りしめ、体をこわばらせながら絶叫していたので、周りから見ても非常に緊張感と疾走感を感じられる体験だと感じた。

どのような映像が流れているかモニターで見ることができたが、かなりのスピード感で満開の桜の中を走り抜けるなど、なかなか贅沢な体験のようだった。

ペンギンロボットコントローラー

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これは癒し体験ができるアトラクションで、操作者が遠隔地のプールにいるペンギンロボットをリモートコントロールできるというものだ。向かって左のモニターに表示されているのが実際に遠隔地にあるペンギンロボットで、操作者が背中に背負ったペンギンの羽をパタパタと泳がすように動かすと、ペンギンロボットがホンモノのように泳いだ。

向かって右側のモニターには、操作者がペンギンの目になって実際の海の中を見ている映像が流れている。リアルタイムで遠隔のロボットを動かすというデモンストレーションだった。

指サッカー

リクルート、VRを超えたスーパーVR体験会「未来アミューズメントパーク」 体験レポート

最後は、グラウンドに見立てた卓上フィールドに指でサッカーをするという『指サッカー』。手首に仕込んだ小型カメラの映像が自作のヘッドマウントディスプレイに投影される。実際に見える映像は、指に装着したサッカーシューズとボールが大きく拡大されて見えるので、本当に自分の足のような感覚だった。

 

株式会社リクルートテクノロジーズ ITソリューション統括部 アドバンスドテクノロジーラボ 伊豆原 大也氏によると、リクルートはもともと紙のメディアからウェブに行ったが、スマートフォンの対応が遅れたといい、次の世の中の基盤になるものというのはいち早くチャレンジすべく、今年はVRに力を入れていくという。

すでに結婚情報誌のゼクシーでは、海外ウェディングフェアで実際に挙式まで体験できない場所をリアルに感じてもらうために、VRを来場者に体験してもらっているそうだ。来場者はこれまでの紙とは全然違う反応をするといい、特に男性はブライダルフェアではあまり積極的ではない傾向にあるが、VR体験をすると非常に興味を持ってくれるという。

また不動産・住宅総合情報サイトのSUUMOでは、まだ建っていないマンションをVRを使って外観や内観をCGで見ることができたり、20階からの風景を見ることができるそうだ。

伊豆原氏は、「今回のイベントでは、今あるものを一歩進めるとどうなるんだろう?ということを体験していただいて、皆さんにフィードバックをいただきながら本当のサービスに繋げていきたいと思っています。」と締めくくった。

【関連リンク】
未来アミューズメントパーク
リクルートテクノロジーズ

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