IBCとアットマークテクノ、IoTを活用した製造ラインの統合管理ソリューションで協業

アイビーシー株式会社(以下、IBC)と株式会社アットマークテクノは、IoTを活用した製造ラインの統合管理ソリューションで協業することを発表した。

現状、製造ラインにおける各種センサー群、制御システムおよびそれらを接続するインフラシステムは、複数のベンダーで構成されており、さまざまな監視ツールや保守体系が混在している状態だ。特に各種産業機械においては、壊れたら修理を行うという運用になっているため、何かしらの不具合が生じた場合には復旧までに時間が掛かり、大きな機会損失となっている。

IBCが開発したネットワークインフラの性能監視ツール「System Answer(システム アンサー)シリーズ」は、マルチベンダー環境で構成されたネットワークとインフラの統合的な性能管理を実現することにより、インフラの可用性向上に寄与してきた。今回の連携により、「System Answerシリーズ」の適用範囲を、アットマークテクノが開発したIoTゲートウェイ「Armadillo-IoT(アルマジロ アイオーティー)」にて収集したセンサーデバイス情報にまで拡大することで、ファクトリーオートメーション(工場における生産工程の自動化を図るシステム)や産業機械の状態監視および性能監視を統合的に行うことが可能となる。

その結果、製造ラインの可用性が向上するだけでなく、万が一障害が発生した際にも、原因究明の迅速化とダウンタイムの短縮を実現することができる。また、製造ライン全体の性能監視を行うことによって、各機器の「いつもと異なる」状態を把握することが可能となるため、故障の予兆を検知して事前に対策を打つことで、製造ライン全体の予防保全にも貢献する。

同ソリューションの第一弾として、製造業向けソリューションの提供を予定しているが、今後のIoT普及状況に鑑みて他業種へも適用範囲を拡大する。

なお、今回の協業では、「Armadillo-IoT」へMIB(Management Information Base:管理情報ベース)を実装することで、「System Answerシリーズ」との連携を行う。IBCのMIB体系化のノウハウと、アットマークテクノの各種センサーデバイスのノウハウを元に、複数のセンサーデバイスを一元的に管理する手法を開発する。また、「Armadillo-IoT」本体の稼働状況をリアルタイムに把握するシステムもあわせて開発することで、IoTソリューション全体の安定稼働を実現する。

 

同ソリューションに関する各種リリースの予定は以下の通り。
・「Armadillo-IoT」MIB対応バージョン 限定リリース:2016年6月(予定)
・各種センサーデバイス情報の一元管理ソリューション 限定リリース:2016年6月より順次(予定)

 

【関連リンク】
アイビーシー(IBC)
アットマークテクノ(Atmark Techno)

Previous

西尾レントオール、Pepper for Biz複数台利用ハッカソン受賞作品発表

ボッシュ、クルマが自分で駐車スペースを探す「未来の駐車場」に向けた最新動向

Next