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ヴェルト、IoT製品向け次世代回路の開発目的でベンチャーキャピタル2社から資金調達

IoT製品・サービスを開発・販売する株式会社ヴェルトは、株式会社アコード・ベンチャーズおよび、株式会社サイバーエージェント・ベンチャーズがそれぞれ運用するファンドより最終シードラウンドとして資金調達を完了した。

ヴェルトは2014年にスマートウォッチ”VELDT SERENDIPITY”(ヴェルト セレンディピティ)を発表し、今年3月には腕時計見本市「Baselworld2016」で新モデルを発表。今回の資金調達は、第一世代の製品から得た知見を元に現在進めている、次期製品の開発を主な目的としている。

 

次期製品で使用される回路は、SMK株式会社との共同開発となり、ヴェルトブランド以外のIoT製品にOEM供給およびソフトウェアライセンスを行う計画だという。

IoTを活用したビジネスやサービスのニーズが高まる中、ネットに接続するモノの製造には、ソフトウェアやハードウェア、デザインやエンジニアリング等分野を超えた開発リソースの確保やプロジェクト管理、量産時の品質確保やコスト管理等、大きなハードルが存在する。ヴェルトの持つIoT製品開発の知見・ソフトウェアやリソースネットワーク、電子部品で多くの実績を持つSMK社の設計ノウハウと製造技術を活用し、企業のIoTプロジェクトのハードルを下げていくとしている。

 

【関連リンク】
ヴェルト(VELDT)
アコード・ベンチャーズ(Accord Ventures)
サイバーエージェント・ベンチャーズ(CyberAgent Ventures)
エスエムケイ(SMK)

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