オプテックス、法人車両向け安全運転データサービス開始

オプテックス株式会社は、スムーズな発進・停止を促すことで、事故につながる危険運転を削減し安全運転を継続できる、法人車両向け安全運転データサービス「セーフメーターデータサービス」を2016年10月より開始する。運転者は専用端末の表示とアラームにより自身の運転状況に気づくことで安全運転意識を高め、管理者はクラウドサーバーに蓄積された全車両の運転状況を一元化するアプリケーションで運転管理が簡単に実現できるという。

現在、企業の営業車両において、ドライブレコーダーやテレマティクスサービスなどを活用した車両管理や安全運転の取り組みが拡大しているが、ドライブレコーダーは記録映像の事後確認であり、テレマティクスサービスは車両運行要素が強いため、事故削減ニーズとの差があった。これらは管理要素が強いため運転者の安全運転意識が定着しない課題もあり、安全運転のみをシンプルに行うサービスもなかった。

オプテックスでは、管理視点だけではなく、運転者自身が自発的に安全運転を実践することが安全運転推進につながるという考え方の下、運転者のスムーズ運転の実践度合や急ブレーキ・急発進・急ハンドルの急挙動を表示や警告音にてその場で知らせ、自身の運転状況の良し悪しへの気づきを与える安全運転支援ツール「セーフメーター」を2010年に開発した。発売以降、安全運転に繋がるノウハウを蓄積し、新たな展開として今回「セーフメーターデータサービス」をスタートする。

今回発売される「セーフメーターデータサービス」の主な特長は下記の通り。

  • 運転者本人が気づき、安全運転を続けたくなる
    ゆっくり発進、ゆっくり停止の継続回数を運転者専用端末に表示。急挙動ではなく良い運転のみの見える化により、運転者本人の安全運転意識を継続できる。
  • 取り付け作業不要
    本体は電池式なので取り付け工事は不要。
  • 共用車での運用を可能に
    専用端末の本体部とホルダは脱着できるので、1台を複数名の運転者で共用利用する場合でも、運転者毎の管理が簡単にできるようになる。
  • OBDポートをつかわない
    車のIoT化に伴いハッキングなどの安全性がクローズアップされている。専用端末はOBDポートに接続しないので、車に影響を与えることはない。
  • API提供により、さまざまなサービスに応用可能
    運転データの提供にて、事故削減以外のサービスにも活用ができる。

同サービスは、運転者自身の安全運転への意識の向上とともに、管理者も運転者の運転状況を確認でき、安全意識を双方で高め合うことが実現できるようになる。オプテックスは同サービスを通し、交通事故のない安全で快適な車社会への貢献を目指している。

オプテックス、法人車両向け安全運転データサービス開始

セーフメーター(OSM-201)は100社以上の法人企業に採用され、2015年発売したソニー損保の自動車保険「やさしい運転キャッシュバック型」の専用測定ツールとして端末を共同開発。

【関連リンク】
オプテックス(OPTEX)
セーフメーター
ソニー損保(Sony Assurance)

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