アガスタ、GMSのIoTプラットフォームを活用し与信不要の中古車販売をアフリカ市場で展開

株式会社カーチスホールディングスグループである株式会社アガスタと、モビリティIoTベンチャーのグローバルモビリティサービス株式会社(以下 GMS)は、アフリカ市場に販売したアガスタの輸出中古車について、与信審査を省略してオートファイナンスを付与するスキームを構築し、中古自動車販売台数を拡大するために協業することについて、合意した。

アガスタは中古車輸出販売事業において、累計で100国以上45,000台以上の中古車を輸出している。また、同協業のターゲットであるアフリカ市場においては2003年から12,000台を超える豊富な輸出実績を残しており、アフリカ市場へ日本の品質の良い自動車を輸出するノウハウに大きな強みを有している。

一方で、アフリカ市場では、オートファイナンスの与信審査が厳しい事で、大半の中古車購入希望者がファイナンスを組めず、ほぼ全ての購入者が現金一括支払いで自動車を購入している為、80%以上が資金的な理由で車を購入できない環境にあり、中古車購入希望者のニーズが満たされていない現状にある。そこで、アガスタとGMSが協業し、新たなオートファイナンスを付与するスキームを構築することで、アガスタは膨大な規模の潜在市場を獲得することが期待される。

GMSは、独自開発の自動車を遠隔制御、及びセンシングを実現するIoTデバイス“MCCS”と、自動車の動態管理や、支払い状況管理と遠隔制御指示を可能にするクラウドシステムを有し、既にフィリピンにおいて事業化している。

GMSはデバイスとクラウドシステムを活用し、ファイナンスの月額料が支払われないユーザーの自動車を遠隔制御により走行停止させると共に、提携する決済機関で支払が確認できれば直ちに制御を遠隔で解除し、自動車が使用できる仕組みを提供。更には支払い遅延が継続した場合には停止させた車両を、車両位置情報を基に回収するGMSスキームにより、車両の確実な資産保全を実現しており、ファイナンス企業のデフォルトによる損失リスクを大幅に軽減することが可能になっている。

このGMSのシステムを活用することで、アフリカ市場の中古自動車購入希望者に対し、新たにオートファイナンスを付与することが可能となり拡販に寄与できるという。アガスタは、GMS及びアフリカ現地ファイナンス企業との協業により、独自のファイナンスを付与した販売を検討しており、当該スキームを活用した中古車販売を今夏から順次開始する考えだ。またGMSは、提携を希望する各車両販売事業者やファイナンス企業等と提携し、同様の取り組みを国内・海外において今後展開していく。

【関連リンク】
カーチスHD(Carchs Holdings)
アガスタ(AGASTA)
グローバルモビリティサービス(GMS)

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