パナ、次世代車載コックピットシステムの実現を目指し、独オープンシナジー社の全株式を取得

パナソニック株式会社はOpenSynergy GmbH(以下、オープンシナジー)の全株式を7月22日に取得し、子会社化した。オープンシナジーは、車載コックピットソリューション向け組み込みソフトウェア開発会社である。

パナソニックは、オートモーティブ事業を高成長事業と位置付け、「快適」「安全」「環境」の3つの領域において事業貢献を目指している。近年の社会からの要請である交通事故ゼロを実現するためには、センサーで検知した車内外の情報に基づき、ブレーキなどの車両を制御する先進運転支援システム(ADAS)に加え、運転者に安全運転を促す運転者支援システムが重要だ。

現在のコックピットシステムは、ナビゲーション・オーディオなどのマルチメディア機能とヘッドアップディスプレイなどへの警告表示による運転者支援機能とが別のシステムによって制御されている。今後、これらの機能を連携させ、運転者へ直感的に分かりやすく情報を伝えるために、オペレーティングシステムレベルからのシステム統合が求められる。

オープンシナジーが保有するソフトウェア技術は、複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができ、マルチメディア機能と運転者支援機能とが統合された次世代コックピットシステムを実現することができる。

パナソニックの役員 上原 宏敏氏(インフォテインメントシステム事業部長)は、「当社は、オープンシナジー社を子会社化することで、次世代コックピットシステムを実現し、自動運転を見据えたコックピットシステムとADASの融合へ大きく前進する」とコメントしている。

なお、オープンシナジーは上記ソフトウェア技術によるソリューションに加えて、Bluetoothスタック等もTier1メーカーや自動車メーカーへ提供しており、パナソニックによる全株式取得後も独立会社として従来通り、これらのビジネスを継続するという。

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パナソニック(Panasonic)
オープンシナジー(OpenSynergy)

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