日本でのインダストリアルインターネットを創る、i3 (Industrial Internet Institute) が本格的に活動開始

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産業向けIoTというと、ドイツを中心としたIndustry 4.0と、GEなど北米を中心とした、Industrial Internet Consortiumが有名だが、日本でもIndustrial Internet Consortiumの流れをうけた組織、i3(Industrial Internet Institute)が活動を開始している。

この組織は、ヤンマーやオリンパス、富士フィルム、ウフルなどが20企業・団体が参加し、IoTによって新しい売上貢献するビジネス・サービスモデルを創ることを目指しているのだ。

活動の中でテストベット(実証実験)や、営業戦略を国内だけでなく、海外へも展開することが目的だ。

しかも、その開発基盤としては、Industrial Internet Consortiumで使われるIIRA(インダストリアル・インターネット・コンソーシアム・リファレンス・アーキテクチャ)や、MBSE(モデル・ベース・システムエンジニアリング)を活用し、グローバルへの営業戦略・連携対応を行うということだ。

i3のテストベット開発分野

IICでは、エネルギー、ヘルスケア、マニュファクチャリング、公共、輸送の分野にフォーカスが置かれ、Industry 4.0では、マニュファクチャリングにフォーカスが置かれているが、i3では「農業」「産業」「ヘルスケア」「セキュリティ」の4分野に絞り込んで活動を行うというとだ。

参加企業は現在の自社の専門分野にとらわれることなく、自由に各分科会に参加ができ、 それぞれの分野のワーキンググループは、7社~8社で構成される予定だ。

参加企業

・アドソル日進・アシックス・イーサポートリンク・インフォシス・ウフル・エナリス・オリンパス・KPMG・シーエスファーム・スカイディスク・TACホールディング・TIS・テックファーム・TTC・富士ゼロックス・富士フィルム・ソフトバンクテクノジー・三井物産・ヤンマー

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