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ニュース > 三菱電機、エッジコンピューティング支援機能を搭載したC言語コントローラ発売
三菱電機株式会社は、半導体製造装置などを汎用のC言語プログラムで高精度に制御するC言語コントローラに、エッジコンピューティング(※1)の支援機能として「データ自動収集」「SECS/GEM通信(※2)」のソフトウェアを搭載したC言語コントローラ20機種を9月1日に発売した。
同社が提唱するFA-IT統合ソリューションe-F@ctory(イーファクトリー)において、エッジコンピューティングにより、各種製造データのリアルタイム分析を支援することで、設備異常や製品不良の予兆の早期検出を可能とし、トラブル発生時の早期復旧による品質改善や生産性向上に貢献するという。
製品の特長は下記。
製造データの自動収集と管理・分析・活用により、ものづくり全体の最適化を支援
・C言語コントローラ上で各種製造データを自動収集し、データの一次処理を実行
・各種製造データをリアルタイムに分析し、生産現場へフィードバックすることで、設備異常や製品不良の予兆を早期に検出
・データマイニングシステム(※3)を低コストで実現
SECS/GEM通信の機能搭載により、保守運用コストを削減
・プログラムを作成することなく、上位サーバーとのSECS/GEM通信※2が可能
・生産現場とITシステム間のゲートウェイパソコンが不要となり、製造ラインの立ち上げ期間を短縮し、設計開発・導入・保守運用などのエンジニアリング工数を削減
※1 生産現場で収集したデータを一次処理し、ITシステムとシームレスに連携する仕組みに加え、生産現場で収集した情報を現場側で分析し、リアルタイムに自動診断を行い異常・予兆を検出することで、生産トラブルに対する迅速な対応や改善を実現
※2 半導体製造で使用されている通信プロトコル
※3 蓄積したビッグデータの集合を解析し、規則性や傾向などを得ること
【関連リンク】
・三菱電機(Mitsubishi Electric)
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