B-EN-Gタイ、IoTを活用した工場内の稼働状況をモニタリングする設備管理ソリューション「MCFrame SIGNAL CHAIN」の提供を開始

Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd. (東洋ビジネスエンジニアリングタイランド、以下B-EN-Gタイ)は、IoT(Internet of Things)を活用し、工場内の設備の稼働状況をモニタリングするための設備管理ソリューション、「MCFrame SIGNAL CHAIN」の提供を2016年9月12日より開始することを発表した。

最近、タイでもIoT活用への期待が高まる一方、製造現場では以下のような課題も多いのが現実だという。

・IoTってそもそもどんな技術なのか全体像が掴みにくい
・トップや日本の本社からIoT活用せよといわれたが、何から始めてよいか分からない
・本格的なIoT化の取り組みは、膨大なコストと長い年月のかかる大プロジェクトとなる
・様々なIoTソリューションがあるようだが、どのような場合、直ぐに着手・活用できるのか分からない
・新旧の多種多様なメーカーの設備が混在するため、どんな設備データを収集して全体管理に活用するかの判断が難しい

開発元の東洋ビジネスエンジニアリング(以下B-EN-G)は、そのようなニーズに応え、IoTを直ぐ簡単に取り込むことができる設備管理ソリューションの提供を6月より日本国内で開始している。「MCFrame SIGNAL CHAIN」は、株式会社パトライトのワイヤレス・データ通信システムのWDを採用したIoT基盤であり、設備の生産性向上と信頼性向上に継続的に取り組むことにより、利益を創出するプロセスの確立を支援するという。

MCFrame SIGNAL CHAIN」の主な特徴
・WDから無線で稼動信号を自動で取得するため、工場内配線工事をすることなく簡単に設置が可能。設備トラブルの実績記録用に、専用入力アプリを提供。
・アンドンやKPIなど多彩な切り口のアプリケーションを提供。設備状況はWebブラウザからリアルタイムで一括監視し、直感的なグラフ表現やアラートで見える化。
・設備状況の表示は、停止時間、段取り替え時間など自由な切り口で分類・集計。設備の稼動分析によりオペレーションの効率化を支援。
「MCFrame SIGNAL CHAIN」の導入メリット
・設備総合効率(OEE)※ をはじめとする指標の管理
・稼働状況の見える化
・現場カイゼンにつながる
・人のナレッジの集約と共有

B-EN-GではIoTを活用した製品開発に力を入れており、今後も本製品の機能拡張を強力に進めていく予定で、第二弾として、今秋には、収集したデータ結果の分析、予実乖離の原因把握、予兆管理、およびMCFrame生産管理や原価管理への連携などの機能を備えたオプションを提供する計画だ。また、故障時の理由やコメントなどのアナログ情報を画像・映像の登録やSNSを用いて共有し、過去の蓄積データを活用しながらナレッジ共有する機能等も順次提供していく予定。なお、本製品は、MCFrameの生産管理や原価管理システムとは別に単独での導入も可能。

※AirGRIDは海外ではWDと呼ばれている。
※設備総合効率(overall equipment effectiveness, OEE)
  生産設備の稼働効率に関する階層化された指標である。その結果は汎用的であり、異なる産業であっても比較することが可能である。
  設備総合効率 = 稼働率 x 性能 x 品質 設備の稼動効率を測る総合指標
※WDについて
株式会社パトライトが提供する、積層信号灯に乗せるだけで動作情報をワイヤレスで転送するため、面倒な配線工事がなく、導入コストも軽減できるという画期的なワイヤレス・データ通信システム。

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