ISID、製造業や社会インフラ領域のIoT事業強化のためXSHELLと資本・業務提携

株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)は、製造業や社会インフラ領域におけるIoT事業強化のため、IoTゲートウェイサービス事業を展開する株式会社XSHELLと資本・業務提携したことを発表した。XSHELLの株式を第三者割当増資によりISIDが取得した。XSHELLは、今後急速な市場拡大が見込まれるIoTゲートウェイ分野のベンチャー企業だ。

IoTの進展に伴い、センサーやデバイスなど、IoTを構成する機器の稼働台数が今後爆発的に増大することが予想されており、収集したデータをクラウドを活用して蓄積・分析するサービスの開発も進みつつある。しかし、これらIoT機器とクラウド環境をつなぐゲートウェイ機能は、いまだ標準化がなされていないため、多種多様なIoT機器やネットワーク、クラウド環境等に対応するソフトウェアを個別に設計・開発する必要があり、開発にかかる期間やコスト、あるいは専門的スキルを持つ開発者の不足などが、IoTによる新たな仕組みやサービスを立ち上げる際の妨げとなっているという。

XSHELLは、IoT機器に搭載される組み込みソフトウェアに加え、ネットワークやクラウドに関するスキルとノウハウを有しており、その技術力をベースに、IoTゲートウェイの開発に必要な各種機能をあらかじめ備えたプラットフォーム・サービス(PaaS)である「isaax(アイザックス)」を開発・提供している。

isaaxの活用により、煩雑な開発作業をわずか数ステップで実行でき、導入コストを1/25(※)に削減、期間を1/6(※)に短縮することができるという。また、同時に複数台のデバイスをクラウドから一元的に管理する機能が備えられ、デバイスの状態管理やプログラムのアップデートを一括して行うことができるため、IoT機器の保守、運用性が向上するという。

ISIDは、IoT関連事業を中期経営計画における戦略領域と位置付け、特に製造業向け事業領域を中心に、ソリューションの拡充を図ってきた。今回の提携を通じて、ISIDの持つソリューションや知見とXSHELLの技術・サービスを組み合わせることにより、IoTの利活用が進みつつある製造業や社会インフラ領域において、業務用車両の走行管理(フリートマネジメント)やオフィスビル設備のセンシング・最適化等をはじめとする新しい仕組みやサービスの実現を支援していく。 

また同時に、出資を通じてXSHELLとの協力関係をより強固なものとすることで、IoT領域のソリューション強化を加速させるとともに、XSHELLのさらなる成長を支援するという。

※ XSHELLが開発を実施した個別プロジェクトの実績に基づく数値。

【関連リンク】
電通国際情報サービス(ISID)
エクシェル(XSHELL)
isaax(アイザックス)

Previous

アイマトリックス、独自のAI/ディープラーニング技術を用いたセキュリティーサービスを提供開始

エキサイト、人工知能搭載レコメンドエンジン「wisteria」の外部提供を開始

Next