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NECとALSOK、人工知能などICTを活用した新しい警備スタイルの提供に向けて協業

日本電気株式会社(以下、NEC)と綜合警備保障株式会社(以下、ALSOK)は、両社が培った高品質な警備サービスと先進のICTを組み合わせ、日本の治安の維持・向上および生活の安全・快適性の確保に貢献するとともに、国際的な平和維持に寄与するため、相互に協力して国内外に展開可能な新しいスタイルのサービス提供を目指し、協業を開始した。

近年、オフィス商業ビルをはじめとした都市空間や大規模イベント会場等の不特定多数の人が集まる環境下では、施設・空間におけるインシデント(事故)発生時の対処・被害拡大防止に加え、犯罪等の未然防止・予兆検知の必要性が高まってきている。特に大規模イベント開催時の警備においては、緊急事態にリアルタイムに対応するための最適な人員配置など、効率的なマネジメントを可能にする警備手法の実現が課題になっている。

さらに、自然災害の発生に備えた防災基盤の強化や、昨今の国際情勢を受けた空港・税関等の重要施設、公共交通機関・大規模集客施設等の比較的警備が厳重でない場所、いわゆるソフトターゲットに対する警戒・警備の強化が求められている。一方で、これらの取り組みを推進する立場にある警備業界自体も、労働力人口の減少の影響を受け、人材不足という課題を抱えている。

両社はこれらの様々な社会課題の解決に取り組むため、大型のオフィス商業ビルや大規模イベントでの実証実験を通じて、警備サービスの生産性向上および品質向上に関する検討を行なってきた。これまでの実証結果を踏まえ、価値ある新たなサービスの提供を目指してより深い検討を行うため、両社で協業することに合意した。

同協業ではまず、ALSOKがこれまで推進してきた「ALSOKゾーンセキュリティマネジメント」をNECの先進技術と組み合わせることで具体化し、高品質な警備およびコスト最適化を実現する新たな警備サービスの提供に取組んでいく。

さらに、ゾーンセキュリティマネジメントの提供によって得られる知見・データを蓄積、知識化(ナレッジ化)し、新たな警備サービスの根幹となるプロセス、すなわち「情報収集、判別・識別、予測・判断、実行・対処」を継続的に進化させていくという。そして、様々な社会課題やリスクに的確かつ多面的に応えるサービス基盤を構築し、2020年とその先を見据えた安全・安心な社会づくりに貢献していくという。

【関連リンク】
綜合警備保障(ALSOK)
日本電気(NEC)

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