人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がける株式会社FRONTEOは、企業などが人工知能を活用する時に課題となる「導入時のつまずき」を解消し、「効果的な運用の継続」を実現するために、FRONTEOのエキスパートとサービスチームが、顧客に代わってAI(人工知能)活用のプロセスを推進する「AIプロセスアウトソーシング(APO)」の提供を開始すると発表した。
「AIプロセスアウトソーシング」は、人工知能の導入経験が無い顧客でも人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を業務の改善や課題解決に活用するための取組みだ。同サービスでは、FRONTEOの人工知能のエキスパートや、AIの運用を担当しているサービスチームが、解析のテスト段階から導入、運用設計をサポートするだけでなく、実際に稼働を開始した後の運用も顧客に代わって担当することにより、AIやデータを扱う専門家が企業内にいなくても、実効性の高いAIの利用を実現する。
FRONTEOが独自に開発した人工知能「KIBIT」は、多くの企業で蓄積していながら利用できていない文書やテキストを解析し、情報資産として活かすことで、継続的な課題の解決を実現している。営業日報や顧客からの問い合わせなど、多くの文書・メール、社内外でのSNSなどあらゆる「テキスト化」されたデータの中から、知りたい、見つけ出したい事柄や結果を抽出し、企業が「見るべき情報」を絞り込んだり、潜在的なリスクやチャンスを浮き彫りしたりすることで日々使われている。
本サービスは以下のステップで進めていく。最初のステップであるAI解析の提供価格は、300万円からで、AI導入や運用設計、運用支援は期間や規模により変動する。