MOVIMAS、IoTのセキュリティネットワークに対応した接点監視端末の提供を開始

株式会社MOVIMASは、IoTのセキュリティネットワークに対応した接点監視端末の提供を開始した。

MOVIMASは、IoT/M2M市場の開拓と活性化をミッションとしている。その中で、産業機械や設備監視分野のIoTは、2020年には1兆円に成長、年平均成長率は、16%後半以上(2015~2019年)との予測と言われており、同社ソリューションとしては、先日発表した機械学習を実装した設備の稼動監視ソリューション”MOVIMAS ODA”がある。

MOVIMASは、本市場において工場がネットワークに繋がる点や公共施設がネットワークに繋がるという特性上非常にセキュリティニーズが高いことを兼ねてより察知していた。例えば、工場の産業機械をIoT化しインターネットに接続することで、IoTゲートウェイがボット化(※1)してしまい製造工場がストップしてしまうといったリスクが危惧されていた。

また、従来の本分野における監視端末は、監視ソリューションを提供する会社がPLCと通信機器、電源等の各部品を組み合わせ、自社で盤を起こしていた。そのため監視端末の価格高騰と納期遅延、IoTセキュリティネットワークに対応するソフトウェア開発が必要という課題があった。

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そこでMOVIMASは、産業機械や設備監視分野のIoTが抱える課題を解決し、本市場におけるIoT化を加速させるために、設備監視ソリューション“MOVIMAS ODA”に接続する通信端末として接点監視端末“MU-HX100”の提供を開始する。

接点監視端末“MU-HX100”は、今まで監視ソリューションベンダーが各部品を組み合わせて作っていた監視端末の機能、接点監視、アナログ閾値での警報、時間積算やパルス積算、リレー出力による制御が可能だ。

また、接点監視端末“MU-HX100”は、本分野でニーズの高かったIoTのセキュリティネットワークに対応するソフトウェアを実装した。それにより、IoTのセキュリティネットワークと組み合わせて利用することで、インターネットからの脅威である“ウィルス感染”や“ボット化”といったセキュリティリスクの回避が可能だという。

MOVIMASは、機械学習を実装した設備監視ソリューション“MOVIMAS ODA”と接点監視端末“MU-HX100”の展開で、産業機械や設備監視分野のIoTを検討中の企業、自治体をサポートする。

 
■製品外観

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■製品概要

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■今後の予定

・提供開始:2017年1月
・LTE対応:2017年春

※1:ユーザーが意図しない操作を外部から指示できるようにさせられたコンピュータ
※IoTのセキュリティネットワークとは、同社が指定するVPNサービス。他通信会社が提供するVPNサービスには対応していない。
※端末イメージ、スペックは企画段階のものであり、実際の製品とは異なる場合がある。

 

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