キヤノンIT、デジタルビジネス専門組織「デジタルトランスフォーメーションセンター」を新設

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(以下キヤノンITS)は、新成長分野の事業拡大を目的に、デジタル技術によって顧客のビジネスの変革を支援する専門組織「デジタルトランスフォーメーションセンター」を2017年1月1日付で新設した。

社会や企業活動のデジタル化が進み、多くの企業にとって事業拡大を目的としたビジネスIT(攻めのIT)への投資の重要性が高まってきている。その中でもIoT、デジタルマーケティングとそれを支えるクラウドサービスは、企業と顧客の関係を大きく変化させ、企業活動そのものにイノベーションをもたらす注目分野だ。国内では、IoT分野で産官学連携による技術開発や新規ビジネスを創出するための活動が活発化し、またIT技術とさまざまなメディアを活用したマーケティング活動が広がりを見せるなど、これらの分野の技術活用や新たなサービスを提供する動きは、今後ますます加速するものと見込まれる。

キヤノンITSは、同社の強みであるR&D部門によるビッグデータ解析・AI・自然言語処理に関する研究に加え、2016年よりIoTとデジタルマーケティング分野の事業化検討をすすめてきたが、この度これら社内の複数部門に分散していたデジタル技術や経験を持つ社員から構成される「デジタルトランスフォーメーションセンター」を2017年1月1日付で新設した。

今後も順次体制の強化・拡大を図りながら、IoT、デジタルマーケティング、クラウドサービスなどの個別のサービスに加え、デジタルデータとデジタル技術を総合的に活用する新しいサービスの創出や顧客の課題解決に向けたソリューションの提供をグループ全体で推進していく。

IoT分野では、製造業の顧客とともに長年培ってきた、生産管理、SCM※、監視・制御等のシステム構築経験と主力事業の一つであるセキュリティソリューションのノウハウを活かし、同社独自の「IoTゲートウェイ」による「小さく始め、育むIoT」の実現など、IoTを活用した顧客の新たな付加価値創出とビジネスの創造の加速をサポートしていく。

デジタルマーケティング分野では、ECサイトを核としてSNSなど多様なデジタルメディアの利活用を可能とするシステムの構築・運用実績や、キヤノンのネットワークカメラを活用した行動分析技術、SNS等のソーシャルデータ分析技術などを活かし、Webサイト活用、データ分析活用、顧客とその顧客とのエンゲージメント向上など、顧客のデータ主導型マーケティングを総合的にアシストする。

クラウドサービス分野では、IoT、デジタルマーケティングの早期実現のためのソリューションの提供に加え、顧客の新たなビジネスの創出のための攻めのITを構築するサービスを提供していく。また、顧客が自由にレイアウトを構成できる手帳を提供するなど、デジタル技術を活用したユニークで新たな価値提供を検討していくという。

※ SCM:Supply Chain Management:製品の生産・物流・販売までの業務を管理する手法、または、コンピューターシステム

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