パナソニック、IoTと調理家電を活用した新しい食のサービス事業を開始

パナソニック株式会社は、本年4月より、本格焙煎が楽しめるコーヒーサービス事業「The Roast」を皮切りに、「プロファイル※1」「食材」「専用機器・アプリ」をセットで提供し、生産者・専門家の「匠の技」を家庭で手軽に再現できるIoTと調理家電を活用した新しい食のサービス事業を開始すると発表した。

近年、生活者の食に対するこだわりは多様化しており、生産者の顔が見える安心の食材への関心が高まってきている。また、出張シェフサービスやホテルのシェフが監修した百貨店の惣菜が人気を集めるなど、有名店やプロの料理人による洗練された味を自宅で手軽に楽しみたいというニーズが増えてきている。

同事業は、同社がこれまで調理家電の開発で培った食材加熱制御、センシング、材料などのコア技術や、スマート家電のクラウド活用技術などを結集し、外部パートナーとの連携で開発した専門家の高度な技術や経験を家庭で手軽に再現できる「プロファイル」と「食材」、「専用機器・アプリ」をセットで提供。

ユーザーは、まず、生産地や生産者が分かる安心の食材を、鮮度、香り、風味、食感まで最適な状態に調理するプロファイルをクラウドを介してアプリへダウンロードする。このプロファイルに沿って専用機器の操作を行うことで、高度な技術や経験に裏づけされた専門家の「匠の技」が再現された料理や飲み物を簡単に完成させることができるという。

また、アプリ上で各生産者・専門家のこだわりや想い、産地や素材のバックグラウンドなど、食材に関するストーリーを入手することもできる。食材・プロファイル・ストーリーは季節などに応じて随時追加されるため、専用機器購入後も、生産者・専門家のさまざまな調理・保存ノウハウを継続して試し、楽しむことが可能。

同社は、今後も日本の伝統的な食文化である和食をはじめ、地域やジャンルを問わず多方面の食に携わる生産者・専門家とのパートナーシップを構築することで、サービス内容を拡大していく。将来的には、使用履歴やユーザー情報など生活者の食に関するデータの活用や、生産者・専門家、生活者の知見・体験談などの共有や交流ができるコミュニティを構築することで、新しいビジネスの創出も目指す。

さらに、同事業により、従来の機器単体の販売に加え、クラウドを介して食に関わる生産者・専門家と生活者が繋がりつづける調理家電の新しいビジネスモデルの構築に挑戦し、新たな食の楽しみ方を提案していくという。

※1:食材に関わるプロフェッショナルのノウハウをデータ化した調理方法や保存条件

【関連リンク】
パナソニック(Panasonic)

Previous

テキサス・インスツルメンツ(TI)、Bluetooth low energy製品ポートフォリオを拡張、より大容量のメモリ、Bluetooth 5との互換性や車載規格の認定などを提供する新型デバイスを発表

エンルートとモバイルクリエイト、産業用ドローン・AI・情報システム等の共同開発を開始

Next