NTTデータと日テレ、テレビ番組とコミュニケーションロボット連動する新たな視聴体験の実証実験を実施

株式会社NTTデータは、日本テレビ放送網株式会社(以下、日本テレビ)と、次世代テレビによる新たな視聴体験の実現に向けた実証実験を2017年3月に行う。

同実験では、テレビ放送にコミュニケーションロボットがあたかも共感するかのように振る舞うことで、視聴者がより感情移入をしやすい新たな視聴体験の実現を目指すという。NTTデータのクラウドロボティクス基盤(注1)を活用して、地上デジタルテレビ放送波に含まれる放送中の番組に関する情報と、コミュニケーションロボットや家電などの各種デバイスがタイムリーな連動を実現させる技術的な検証を行う。

具体的には、ヴイストン株式会社のコミュニケーションロボット「Sota」、シャープ株式会社のモバイル型ロボット電話「RoBoHoN」などのコミュニケーションロボット、高機能赤外線学習リモコン、地上デジタルテレビ放送を受信するHybridcast対応型テレビをネットワーク上でつなぐ。

これにより、静的な番組表情報との連携だけでなく、地上デジタルテレビ放送波のイベントメッセージ機能を活用し、コミュニケーションロボットが受け取るテレビ番組の状況変化に応じた情報を元に、視聴者に対してタイムリーな身体の動作と音声発話を行うという。その結果、あたかも人間とロボットが一緒にテレビ視聴し、番組内容の変化を共感できる新たな視聴体験の提供を目指す。

NTTデータでは、クラウドロボティクス基盤に構築された「corevo」関連技術を活用し、さまざまなデバイスとコンテンツをつなげることで、クラウドロボティクス基盤を活用した新たなサービスの創出を目指す。さらに、同実験で得た技術的なノウハウや地上デジタルテレビ放送と連動したサービス受容性を活用し、さまざまなデバイスとコンテンツをタイムリーに連動させることで、新たな視聴体験をもたらすコンテンツ市場の創出に貢献するという。

注1「クラウドロボティクス基盤」は、ロボット単体に限らず、ほかのロボットや複数のセンサーデバイスを連携させて、利用者や環境状況を正しく認識し、高度な知的処理を行うNTTデータが研究開発を進めている基盤。

【関連リンク】
NTTデータ(NTT DATA)
日テレ(NTV)
ヴイストン(Vstone)
シャープ(SHARP)

Previous

NEC、AIの活用によりスーパーマーケット向けソリューションを強化

丸紅とOKI、国土交通省公募の「ETC2.0車両運行管理支援サービス」の社会実験を開始

Next