トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の排泄予知ウェアラブル「DFree」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)の研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップ(Startups in Corporate Alliance、以下「SCA」)に対する事業化支援の助成金(最大7,000万円)に採択された。
同社は助成事業として、高性能型「DFree」の開発及び事業化を行うため、アクセンチュア株式会社、伊藤忠ケミカルフロンティア株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、パラマウントベッド株式会社、株式会社リヴァンプとの共同研究等を実施していく。
NEDO SCAと事業会社による共同研究等の内容
同社では、2015年より排泄予知ウェアラブル「DFree」の開発を行ってきたが、2017年より「DFree」の量産及び介護施設向けの販売を開始する予定だ。今後、介護施設向けだけでなく、在宅介護・訪問介護等で自立排泄支援を目的とした一般ユーザー向けビジネスを拡大するためには、「DFree」のさらなる小型化及び高精度化が急務であると考えている。
そのため、介護施設向けの販売を拡大しながら、上記の共同研究等により、高性能型「DFree」の開発及び事業化に対する投資を行っていく。具体的には、事業会社5社と以下の取組みについての契約を締結している。
■主な取組み内容
・アクセンチュア:他センサーや介護記録データを組み合わせた介護パッケージの共同研究、ソフトウェアの共同開発、海外展開支援等
・伊藤忠ケミカルフロンティア:高精度超音波センサーの開発等
・伊藤忠テクノソリューションズ:フィジビリティスタディ、ソフトウェアの共同開発等
・パラマウントベッド:他センサーとの組合せによる精度向上、共同ソリューション開発等
・リヴァンプ:フィジビリティスタディ、営業支援等
※参考:NEDO「研究開発型ベンチャー支援事業/企業間連携スタートアップに対する事業化支援」に係る公募について
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