【定点観測】人工知能3月アップデート

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オックスフォード大学、口の動きを読むことができる人工知能を研究

オックスフォード大学の研究者により、パソコンを通じて、読唇術の精度が人間の専門家より4倍ほどに高めることができた。現在、オックスフォード大学はGoogleの人工知能研究会社DeepMindと協力し、「Watch, Attend and Spell」というAIシステムの研究開発プロジェクトを行っている。

このプロジェクトは画像認識技術を通じて、5,000時間のTVニュース映像の中のアナウンサーの口の動きを分析し、字幕を作り上げる。その後、研究者はまた無声映像をテストし、人間専門家の12%の正確率と比べて、AIエンジンは約50%の精度を達成したという。

しかし、このような高い精度はニュース・報道などの特定な映像だけで実現ができる。そして、リアルタイムでテキストに変更するために、読唇の速度も高めなければいけない。

今後、何人かが同時に話していたり、無声映画をダビングしたりする場合には、より精度の高い読唇のAIシステムを開発していき、また騒音環境でスマホ上の音声認識技術をより向上することに利用することを目指している。

NVIDIAとBosch、AI自動運転カーコンピュータを発表

人工知能3月アップデート

BoschはNVIDIAの技術に基づいて、自動運転カー分野で運用できるAIスーパーコンピュータを開発し、NVIDIAとの提携を発表した。今まで、NVIDIAはBoschだけではなく、アウディやメルセデス・ベンツなどの大手自動車メーカーもパートナーシップを築いている。

BoschのスーパーコンピュータはNVIDIAの車載用SoC(System On a Chip)「Xavier」を搭載する自動運転車開発キット「Drive PX」を使っている。それにより、自動車産業が定義した「自律運転レベル4」という人間がいらずに自動運転カーが走行できるレベルを実現することが可能にすることを目指している。

そして、Boschの豊富な自動車市場の資源を活用し、NVIDIAはコアAIスーパーコンピュータ技術の開発に集中することができる。この技術に関して、NVIDIAのディープラーニングモデルは特定の規則により個人状況を符号化するかわり、人間の行動のいくつのパターンが含まれているシステムを提供し、それによってAIエンジンが特定のシナリオで自ら決定を下すことを目指している。

また、AIシステムは人間のドライバーと共に運転し、ドライバーの注意点を理解して未発見の危険をアラームで通知する。さらに、騒音環境でドライバーの口の動きを読み、その指示を正確に受ける技術の開発も計画されている。

ECマーケティング会社ChannelSightとチャットボットプラットフォーム会社Exceed.ai、人工知能のデジタルコマースソリューションを提供

人工知能3月アップデート

E-コマースマーケティング会社ChannelSightはチャットボットプラットフォーム会社Exceed.aiと提携し、営業・販売業における大手企業のセールを向上するために、オンライン及びオフラインの人工知能のデジタルコマースソリューションを提供していくと発表した。

ChannelSightの「Buy Now」技術を使ったAIチャットボットは様々なソーシャルメッセージングプラットフォームで利用され、ユーザの意思を理解し、質問を答えることができる。販売業者はAIチャットボットを顧客関係管理戦略として活用し、より効率的に顧客と交流し、売上高の向上を可能とする。

Exceed.aiは顧客の購買体験を高めるために、AIと自然言語処理技術に基づいて、より優れるチャットボットを開発していくことを目指している。ChannelSight以外にもアメリカの大手電池メーカーDuracellや乳業者FrieslandCampina社なども連携をとり、ネットショッピング用のチャットボットサービスを提供してきた。

IBMとSalesforce、人工知能開発の戦略的パートナーシップを発表

2017年3月にIBMとSalesforceは人工知能開発の戦略的パートナーシップを築き、両社の未来の発展をより推進していくと見られている。

IBMの「Watson」プラットフォームとSalesforceの「Einstein」人工知能システムを統合し、Salesforceは顧客に「Watson」上にある構造化されているデータと構造化されていないデータへの直接アクセスを提供していくという。その一方、IBMも社内的にSalesforceの「Service Cloud」(サービスクラウド)の利用を始めることになった。

具体的に言うと、「Watson」のAPI(アプリケーションプログラムインターフェイス)はSalesforceの管理システムと組み合わせされ、両社のAIプラットフォーム上にあるデータを統合するのだ。Salesforceにより、この仕組みは2017年後半に実現できると見込んでいる。

また、気象データを活用するテクノロジー・プラットフォームとサービスを提供するIBMグループ企業であるThe Weather Companyは、Salesforceのビジネスアプリのマーケットプレイス「AppExchange」上でアプリ開発用の新たなLightningコンポーネントを作り上げることを計画している。このコンポーネントを通じて、The Weather Companyから地元の予測データを取得してSalesforceのアプリに送信され活用することが可能になる。

AI専門家Andrew Ng氏、Baiduから離職

人工知能3月アップデート

BaiduのAI研究開発部門を率いた最高技術責任者Andrew Ng氏がBaiduから離職したことを発表したが今後の行方をまだ明らかにしていない。Baiduも今までのNg氏の貢献に感謝し、Baiduのヴァイスプレジデント王海峰氏(おう かいふ)をAI技術プラットフォームの総括責任者を任命した。

Baiduにとって、AI部門は最も重要な位置を占め、多くの時間を使い研究開発活動を行ってきた。過去の5,6年間に、Baiduは膨大な投資をし、人工知能技術に基づいて中核業務や新開発プロジェクトなどをより推進することを目指してきた。

Ng氏は人工知能と機会学習分野のもっとも優れる専門学者の一員と言われており、Baiduに任職する前にAI研究チーム「Google Brain」を共同創立している。

Baiduと袂を分かったあとに、Ng氏はアメリカで継続して人工知能事業に努めていくが、具体的にどのような取り組みを行っていくかは明かされていない。

関連リンク:オックスフォード大学
ChannelSight
Salesforce
Andrew Ng氏

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