CData Software Japan、API開発・運用基盤「CData API Server」を製品版リリース

CData Software Japan 合同会社は、本日6月6日、データベースからREST APIを自動生成するAPI開発・運用基盤「CData API Server」の製品版をリリースした。

クラウド時代の業務アプリケーションでは、SaaSとオンプレシステムや他のSaaSとのリアルタイムかつセキュアなデータ連携の方法としてWeb APIの利用が一般的となっている。それだけではなく、ビジネスを取り巻く環境がこれまでにないスピードで変化する中、企業が自身のビジネスの成長のために拡張性の高いサードパーティエコノミー(API エコノミー)を構築・活用する必要性が説かれており、Web APIはアプリケーション間のデータを繋ぐだけではなく、ビジネスとビジネスを繋ぐ役割を担っているという。

ただし、Web APIの開発・運用には、エンドポイントの開発以外にも認証、ドキュメント作成、モニタリング機能の実装などさまざまな知識とスキルが要求される。CDataではWeb APIを超高速・ノンプログラミングで開発・運用できる「CData API Server」を提供し、ユーザー企業の素早く、簡単で、セキュアなWeb APIの公開をサポートする。CData API Serverでは、APIとして公開するDBを接続し、エンドポイントをポイント&クリックで選択するだけで、プロフェッショナルなREST APIを自動生成し、好みの環境にデプロイすることが可能。日本語のAPIドキュメントも同時に自動生成されるという。

「CData API Server」の機能は以下の通り。

  • 豊富な対応DB:SQL Server、Oracle、MySQL、Postgre SQL、などのRDBMS、CSV/Excel、NoSQL DB/SaaS に対応。
  • ノンプログラミング:エンドポイント設定や、サーバー設定まですべてポイント&クリックで操作可能。
  • ドキュメント自動生成:日本語ドキュメントを自動生成。Swagger ドキュメントにも対応。
  • OData やOpen API に準拠:OData 2.0~4.0、Open API 2.0 準拠で、Azure、Salesforce などのサービス・ツールと連携可能。
  • セキュリティ:ユーザー認証、IPアドレス制限、レート制限、SSL暗号化など主要なセキュリティ機能。
  • モニタリング:管理コンソールからのモニタリング、ログ取得が可能。

「CData API Server」の利用例は以下の通り。

  1. 外部利用(Public API)
    • 自社サービスのAPI公開:SaaS アプリケーションやパッケージソフトウェアへのAPI 連携機能の実装に。また、自社のデータ資産をAPI 公開して新しいビジネスの創出に。
    • パートナーAPI:自社以外のさまざまな企業や自治体が持つデータをAPI Serverで集約し統合することで新たな価値を持つデータを創出。また、これまでファイル転送で行っていたパートナー間のデータ授受をAPI にすることでリアルタイム性とセキュリティ向上を両立。
  2. 自社利用(Private API)
    • 自社アプリケーションの連携基盤:マイクロサービスアーキテクチャや、サイトが異なるDB間のデータ連携や、クラウド環境へのオンプレデータの集約に。
    • モバイルアプリのバックエンド:クロスプラットフォーム、クロスデバイスなアプリケーション開発時のバックエンドの統一で開発生産性向上を実現。
    • AI(機械学習)やサーバーレス向けなどのモダンなデータ活用:Azure Machine Learning などの機械学習基盤にフィードするデータの生成や、LogicApps などのサーバーレスアーキテクチャと企業データの連携に。また、SalesforceやTableauなどクラウドで提供されるデータ活用環境との連携に。

価格は、RDBMSがデータソースでオンプレミス環境に配布可能なStandard版が、サーバー(4コア)単位で、200,000円/年。

【関連リンク】
CData Software Japan
CData API Server

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録