金沢工業大学、人工知能IBM Watson活用した学生一人ひとりに対応した修学支援サービス開始

金沢工業大学が、昨年度9月に全学的に導入を行ったコグ二ティブ・コンピューティング・システムIBM Watsonを活用した、学生一人ひとりにあった修学アドバイスを行うサービスを8月1日から4日にかけて試験的に開始する。

金沢工業大学では、修学アドバイザーや教育支援機構の教職員が学生一人ひとりと向き合い、学生への充実した修学支援を行っている。

社会環境が複雑化する中において、学生の修学に対する価値観やニーズが多様化し、それに応えるべく150を超える様々な課外学習の機会を提供してきたが、その内容が多方面に渡るため、個々の学生にベストなアドバイスをタイムリーに行う手法の開発が求められてきた。

そこで昨年9月よりIBMとKITとの連携によりWatsonプロジェクトを発足させ、これらの課題解決と修学支援のさらなる高度化を目指し、今回、IBM Watsonによる、学生一人ひとりにあった修学アドバイスを行うシステムの第一弾「KITコグ」が完成した。

人工知能を搭載した修学アドバイザー「KITコグ」は、100万件を超える卒業生の学習履歴のビッグデータを学習し活用している。具体的には、成績情報や図書の貸し出し冊数、学習センターの利用状況や進路先、さらには、学生個々人の性格診断の結果など、約40項目に及ぶ学生に関するデータを学習し、その学習結果に基づいて、在学生一人ひとりに類似する卒業生をランキング形式で抽出を行う。

在学生が、最も類似する卒業生を選択することで、その卒業生が残した学習履歴データから、修学に対する具体的な取り組み事例や、修学に対する改善方法といった情報を、在学生に対する修学アドバイス情報として提供する。その他、日々の生活や修学に関する情報を、チャットボット機能を用いた対話型アプリを通じて収集するといったコミュニケーション機能も有している。

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