IoTコネクティングサービスやMVNOプラットフォームサービスを提供するレンジャーシステムズ株式会社は、IoTでトイレの空室状況をリアルタイムで可視化する「トイレsearching」の新機能として、商業施設や公共施設向けにトイレの空室状況をフロアマップ上で表示する「トイレsearching Display」を2017年8月2日より販売開始した。
レンジャーシステムズは、BLEゲートウェイとマグネットセンサーを利用したリアルタイムトイレ空室検索サービス「トイレsearching」の提供を2016年5月より開始し、オフィスビルや商業施設などの200箇所を超えるトイレに導入されている。
今回、商業施設や公共施設の管理企業よりデジタルサイネージやタブレット端末で、施設内のトイレの空室状況を表示したいとのニーズに応え「トイレsearching Display」の提供を開始する。
「トイレsearching Display」は、Android端末で施設内の複数個所のトイレの使用状況を表示することが可能となる。表示方法はフロア単位と建物単位の2種類を用意し、施設に合わせて選ぶことができる。
フロア単位の表示であればフロアマップ上でトイレの空室状況を表示し、一方、建物単位の表示であれば階ごとのトイレの空室状況を表示する。利用者は、施設内のトイレの使用状況を一目で確認できるため、空室トイレを探す手間や待ち時間が解消でき、特に子供連れの方や年配の方への利便性の向上が図れるという。
※トイレsearchingは、トイレの各扉にマグネットセンサーを取り付け、ゲートウェイ経由でトイレsearchingサーバに送信することで、トイレの空室状況をWebアプリケーションやAndroidアプリケーションで可視化する。さらに、滞在時間の可視化によりトイレで倒れた際の早期発見を可能とするIoTサービス。
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