不動産活用のためのスマートロックなどIoT製品を開発している株式会社ライナフは、2017年2月17日に、電子錠システム(スマートロック)について、重要な特許を取得したと発表した。
同発明は、遠隔操作により扉の施錠及び開錠を行う電子錠を用いた電子錠システムに関するものだ。
同発明に係る電子錠システムは、建築物の部屋の扉に取り付けられた電子錠と室内に置かれた端末が、所定時間毎に通信接続を確認する通信接続確認部を有することを特徴としている。
上記の特徴により、下記のことができるという。
・電子錠のバッテリの残量を定期的に確認をすることができる。
・スマートフォンやPCから遠隔で電子錠の開閉が行える。
・部屋の予約システムと連動し、予約時間帯のみ利用可能な鍵を発行することができる。
同特許における「室内端末」とは、専用端末やタブレット端末などの形状にかかわらず、室内に設置され無線通信により電子錠へ信号を発信する全ての端末を指している。
ライナフはスマートロック等のIoT製品の開発と不動産Webサービスの開発を自社で行っており、IoT×Webサービスによるビジネスモデルの構築を強みとしている。
今般、同社の強みを最大限に生かすために電子錠(スマートロック)と室内端末の通信について特許を取得したことで、現在展開している「スマート内覧」や「スマート会議室」などの各種サービスについて、他社の模倣を防ぎ、サービスの向上へ集中することができるようになったという。
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