無駄なデータをクラウドにあげない。エッジコンピューティングを簡単導入できる「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」をソルティスターが提供開始

株式会社ソルティスターは、IoTにおけるエッジコンピューティング向けミドルウェア「SALTYSTER」がマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」と連携した「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」を本日より提供開始する。

センサーとゲートウェイ機器を用意するだけで、ゲートウェイからクラウドへ一気通貫、IoTのコストを削減するリアルタイムなエッジコンピューティングを実現するという。

国内のIoT市場は、2016年から2021年まで年間平均成長率17.0%、2021年には11兆円に達する見込みという調査結果(※1)もあり、今後さらに様々なモノからデータが収集され、そのデータを活用した新たなサービスが広く展開されていくものと期待されている。

しかし、一方ではIoTによりデータを集めすぎてしまい、その中には無駄なデータも含まれることから、コストへの懸念を抱く企業も多くある。「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」は、センサーから集めたデータをゲートウェイ側でフィルタリングや統計処理、データのクレンジングなど一次分析処理を行い、使い勝手の良いクラウドサービス“Microsoft Azure”へデータを送信することで、コスト的なハードルを低く保ったままIoTへの参画を可能とした。

SALTYSTER connect with Microsoft Azure 利用のメリット

1.無駄なデータをクラウドにあげない
センサーから収集したデータをゲートウェイ側で一次分析処理を行い、必要なデータのみをクラウドにあげることで、同じクラウドコストでもより多くのデータ収集が可能となる。また、ノイズデータを排除し、ビッグデータの分析精度を向上させることもできる。

2.コスト削減
ミドルウェア「SALTYSTER」と既存のクラウドサービス「Microsoft Azure」との連携で、独自開発することなくエッジコンピューティングの導入が可能となる。これにより、イニシャルコストが大幅に削減され、POC(Proof Of Concept/概念実証)開発での活用にも最適。また、必要なデータのみをクラウドに送信することで通信コストも大幅に削減できる。

3.IoTデータの見える化
Microsoft AzureのAzure Stream AnalyticsやMicrosoft Power BIを活用して、クラウド上で収集したデータをリアルタイムで分析、ダッシュボードを構築し、IoTデータの見える化を実現する。

4.多様なOSに対応
Windows、Linux、μiTRON、T-Engine、VxWorks、Non-OSなど、対応OSも多様なため、既存のシステムとの連携も柔軟に行える。

SALTYSTER connect with Microsoft Azure 製品概要

・対応機種
各種ゲートウェイ機器
・対応OS
Windows 7/8/10、Windows Embedded、Windows CE、Windows Server 、Linux、μiTRON、T-Engine、VxWorks、Non-OS
・ライセンス形態
開発ライセンス  開発に必要なincludeファイルなどを提供
実行ライセンス  実行用のライセンスキーを提供

無駄なデータをクラウドにあげない!エッジコンピューティングを簡単導入! IoTのコストを削減する「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」を提供開始

「SALTYSTER」は、センサーによって計測・収集した信号データを、エッジ/ゲートウェイ側において超高速に取込み・分析するデータベースと、データをクラウドへ自動的にアップロードするデータ送信機能、及びクラウド側のサーバー連携機能を組み合わせたオールインワンのミドルウェアだ。

ソルティスターは、日本マイクロソフト株式会社とともにインダストリー系メーカーを中心に様々な業界のIoT導入のハードルを下げる「SALTYSTER connect with Microsoft Azure」の導入を積極的に進めていく。また、「SALTYSTER」と各企業が持つイントラとのAPI接続にも柔軟に対応しエッジコンピューティングの導入を支援する。

※1 出典 IDC Japan, 2017 4月プレスリリース、「国内IOT市場テクノロジー別予測」

【関連リンク】
ソルティスター

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