ドローン大学校・ドローンラボ・社楽パートナーズの3者がドローンビジネスインキュベーションセンター(DBIC)を設立

ドローンパイロットと安全運航管理者を育成する一般社団法人ドローン大学校と、ドローンビジネスの起業支援を行う株式会社ドローンラボ、そしてトップマネジメント支援会社である株式会社社楽パートナーズは、新たなドローンビジネスの事業創造支援を目的に一般社団法人ドローンビジネスインキュベーションセンター(DBIC)を設立した。

DBICは、優秀なドローンパイロットやドローンエンジニアに向けて、経営の戦略・企画・管理やビジネスアイデアの創造の支援を目的とした組織だ。

具体的には、ビジネスアイデアの構築、ビジネスプラン作成、会社設立・登記などの相談や支援、また、起業を誘発する環境づくりとしてビジネスコンテストやビジネス相談会などのイベントも企画・運営する。

インプレス総合研究所著『ドローンビジネス調査報告書2017』によると、日本国内のドローンビジネスの市場規模は、2015年が175億円、2016年が353億円、2017年は533億円、2022年度には2,116億円(2016年度の約6倍)に達すると見込まれている。

しかし、急速に拡大する市場の中で機体本体の販売市場は、2015年が53億円、2016年が134億円、そして2017年は200億円、2022年度には441億円(2016年度の約3倍)と伸張率は低い。これらの数字から、これからの日本国内のドローンビジネスの市場規模は、機体本体の販売ではなくドローンによるサービスや周辺サービスが伸張することが見込まれている。

農薬散布・空撮・土木測量・設備点検・インフラ点検・精密農業・搬送物流・防犯監視などのドローンを使ったサービスや、ドローンのスキル教育を行うスクールやセミナーなどの周辺サービスは、まだまだ価格競争に入る段階ではなくブルーオーシャン市場と言える。この市場への参入がなければ、2022年度の2,116億円市場の達成は難しいと考えられる。

一方で、ドローン市場では起業家不足が課題となっている。現在、ドローンの業界で活躍している人は技術職が多く、新しいビジネスを想像する起業家の参画が十分ではないという。

そこで、ドローンの豊富な技術知識も兼ね備えた起業家を育成するためにはインキュベーターの存在が不可欠であるとして、DBICは設立された。

インキュベーターは施設や設備等の準備、経営・管理上の支援を提供するなど、起業に伴うハード面の支援とソフト面の支援をする必要がある。また、起業家に対してヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を提供できれば、ドローン市場における起業家不足の問題も解消すると考えると、経営資源を提供できるメンバーがチームを編成してインキュベーターとなることが必要であると3者は合意に至った。

【関連リンク】
ドローン大学校(DRONECOLLEGE)
ドローンラボ(Drone Lab)
社楽パートナーズ(Sharaku Partners)

Previous

ABEJA、ディープラーニングを活用したオープンプラットフォーム「ABEJA Platform」のベータ版を提供開始

STマイクロエレクトロニクス、スマート機器の開発期間を短縮するBLE通信モジュール「SPBTLE-1S」を発表

Next