ソフトバンク・テクノロジー,エナジー・ソリューションズ,サイバートラスト,ユビキタス、セキュアIoTプラットフォーム共同事業を開始 ~第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの実現に向け取り組みを本格化~

ソフトバンク・テクノロジー株式会社(以下SBT)、エナジー・ソリューションズ株式会社(以下ESI)、サイバートラスト株式会社(以下CTJ)、株式会社ユビキタス(以下UBQ)は、2015年10月29日に、セキュアIoTプラットフォームの開発・構築及びサービス化を共同で実施することに合意した。

2015年10月19日、4社合同で、ソーラーモジュール等の検査対象物をカメラを搭載したドローンを用いて検査する検査システム、及び検査方法に関する特許を出願し、セキュアIoTプラットフォーム共同事業の第1弾として、太陽光発電所保守メンテナンスの義務化を前に、ソーラーモジュール検査サービスの提供に向けて開発を進めている。

ソフトバンク・テクノロジー,エナジー・ソリューションズ,サイバートラスト,ユビキタス、セキュアIoTプラットフォーム共同事業を開始 ~第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの実現に向け取り組みを本格化~ ソフトバンク・テクノロジー,エナジー・ソリューションズ,サイバートラスト,ユビキタス、セキュアIoTプラットフォーム共同事業を開始 ~第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの実現に向け取り組みを本格化~

今後500億個以上のデバイスがインターネットに繋がり、その膨大なデータがクラウド上に蓄積、BigDataとして新しいビジネス、社会基盤に利活用されることが確実視される中、デバイスからのデータを効率的に収集し、その膨大なデータを安全に管理し、その中から価値ある情報を導き出す高度な解析技術が必要とされている。同時に、膨大な機器との接続や、収集するデータや利用するサービスについてのセキュリティやプライバシーが従来に比べ、より大きな課題となることが予測されている。

ESI、CTJ、SBT、UBQの4社は上記のような課題に対して、それぞれが持つ知見、経験と技術を生かして、スマートなIoTデータの接続とデータ収集、デバイスや利用者、サービスの認証、より効率的なクラウド環境の構築とBigData解析といったシステム面と、IoTデータを事業で利活用するためのユーザー的見地を合わせて、安心、安全にIoTデータを扱える「セキュアIoTプラットフォーム」を共同で提供することを目標に協業を推進していく。

 

ESI、CTJ、SBT、UBQによる「セキュアIoTプラットフォーム」の構築とドローンを活用した「ソーラーモジュール検査サービス」の事業化について

ESI、CTJ、SBT、UBQは、2015年6月より、先端ドローン技術、セキュリティ技術、IoTクラウド/組込ソフトウェア関連技術、エネルギー管理システムといったICT関連技術により、ドローンの安心・安全な操作環境及びデータ送信環境を確立し活用することを目的として設立されたセキュアドローン協議会に加盟している。

これまでの実証実験への参加等と並行して、具体的な事業の検討を行った結果、4社は、ドローンを活用した「ソーラーモジュール検査サービス」の可能性を評価し、その事業化を通じて、IoTデバイスを対象としたセキュアな通信・デバイス制御・データ収集/解析や機器のセキュアな運用をクラウド基盤上で実現する「セキュアIoTプラットフォーム」の構築を目指し、共同で必要な技術開発およびサービス提供を進めることに合意した。

■ 各社の役割について

ESI ・ソーラーモジュール検査システム、赤外線サーモグラフィーデータ解析システムの開発
・ソーラーモジュール検査事業における事業展開
CTJ ・認証機関およびセキュリティ構築
SBT ・クラウド環境の構築・運用
・BigData 管理・解析サービスの提供
UBQ ・IoT データ収集
・ドローン等の組込み・制御ソフトウェア開発

今後、デジタルビジネスを加速させるIoT分野の事業展開だけでなく、事業法人の設立も視野に、さまざまなIoT分野におけるサービス開発と事業を検討していく予定だ。

 

【セキュアIoTプラットフォームを活用したサービス第1弾「ソーラーモジュール検査サービス」の概要】

ソフトバンク・テクノロジー,エナジー・ソリューションズ,サイバートラスト,ユビキタス、セキュアIoTプラットフォーム共同事業を開始 ~第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの実現に向け取り組みを本格化~

ソーラーモジュールに発生する「ホットスポット」の現象は、モジュール破損の原因となり、発電事業の運営コストにインパクトの大きな損失をもたらす。ホットスポットは、製造時のハンダ不良などの不具合、落ち葉などの付着が原因となり、その部分が発熱してモジュールの一部が破損する現象。検査により「ホットスポット」を早期発見することで、発電量の低下や交換コストを抑制することが可能だ。

従来のモジュール検査方法は、人手によるドローン操縦や個別に赤外線カメラでソーラーモジュールを撮影してセルの異常温度部分を発見していたが、4社が目指す「ソーラーモジュール検査サービス」では、以下のような課題を解決できると考えている。

カテゴリ 現状の課題 「ソーラーモジュール検査サービス」による課題解決
検査コスト 航空会社に空撮を依頼するか、もしくはドローンの操縦資格を持った熟練者が手動操作で撮影を行うため、検査コストが高額になるケースが多く、定期的な検査が困難 自動航行をサポートするドローンを活用するため、専門操縦スタッフの配置が不要、かつ事前設定されたフライトスケジュールをオンラインで配布するため、検査コストが従来の1/2〜1/3に大幅に削減
検査の所要時間 撮影時:ドローンや赤外線カメラにより手動で撮影する場合、1MWメガソーラーで航行準備なども含めて熟練の作業者による1〜2日の作業工数が必要、撮影データはUSBメモリーなどで事務所への持ち帰りもしくはメールなどで転送

検査レポートの作成:別途事務所に戻り画像ソフトなどで問題となるモジュール位置の特定と解析を行い報告書を作成、事業者への報告書の提出まで含めて4〜5日程度が必要

撮影時:赤外線カメラをドローンに搭載し、自動航行による操作の自動化により1MWメガソーラーで20分程度の撮影時間と、クラウドへのリアルタイムの解析用撮影データの蓄積が可能

検査レポートの作成:クラウドを活用し、ほぼリアルタイムでの解析とレポート出力、オンラインでの事業者への報告が可能

初期対応までの所要時間 検査から1週間程度 最短検査同日中
一日で複数の太陽光発電所の検査の実施が可能

 

■ ソーラーモジュール検査サービスの全体イメージ

ソフトバンク・テクノロジー,エナジー・ソリューションズ,サイバートラスト,ユビキタス、セキュアIoTプラットフォーム共同事業を開始 ~第1弾として、ソーラーモジュール検査サービスの実現に向け取り組みを本格化~

ESI、CTJ、SBT、UBQは、引き続き連携を深め、ドローンを含めスマートデバイスや車載機などの端末・機器の認証および各種データの収集・解析をセキュアIoTプラットフォームとして提供することを目的として、4社の関連技術を用いて、精密農業やオートモーティブ、人やモノの動態監視などの分野におけるサービスの開発および事業展開を検討していく。

 

【関連リンク】
ソフトバンク・テクノロジー株式会社
エナジー・ソリューションズ株式会社
サイバートラスト株式会社
株式会社ユビキタス

Previous

東京モーターショー 日産のコンセプトカー「NISSAN IDS」

UBIC、トヨタテクニカルディベロップメントとの共同開発による人工知能を用いた知財戦略支援システム「Lit i View PATENT EXPLORER」の提供を開始

Next