三陽電工、IoT/M2M市場向けケーブル一体型の多点温度センサ「サンサーモ(SAN-Thermo)」を発売

三陽電工株式会社は、直径5mmの多心ケーブルに最大40ポイントまでのセンサ・チップを埋め込んだケーブル一体型多点温度センサ「サンサーモ(SAN-Thermo)」を本年10月19日より発売すると発表した。

ケーブル一体型多点温度センサ「サンサーモ」は、電源供給の必要がない、低コストで導入・維持ができるといった特長を持つ。敷設距離は100 mまでで、センサは任意の箇所に40ポイントまで実装可能だ(特許取得済み)。

複数ポイントの温度を同時に計測するシステムとしては、多数の温度センサを無線で接続する方式、複数の熱電対を変換器、伝送装置を介してネットワーク化する方式などがあるが、設置・電源工事の複雑さ、複数個必要となる無線子機、熱電対変換器や伝送装置によるコスト増などの問題などがある。

しかし「サンサーモ」は、基本ソフトウェアをインストールしたPCにインターフェース装置をUSB接続し、測定箇所にセンサ内蔵ケーブルを敷設するだけで使用可能。他方式のような無線機器や伝送装置、中間部への電源の供給などは不要だ。

三陽電工、IoT/M2M市場向けケーブル一体型の多点温度センサ「サンサーモ(SAN-Thermo)」を発売

同技術は、温度管理が必要なさまざまな環境での活用が見込まれる。例えば、

  • 農業:精緻な温度制御が要求されるハウス栽培管理システムでの活用
  • 自動車:車内複数箇所の温度を随時計測し、カーエアコンとの連動による座席別空調管理
  • 物流:冷凍・冷蔵コンテナや倉庫内の分散型温度監視
  • 製造:スマート工場における製造装置の状態監視
  • 介護:プライバシーを尊重した人にやさしい離床センサ

など、幅広い分野が想定される。

モデル価格(予価)はセンサ5ポイント/10mケーブル+インターフェース+基本ソフトで78,000円(税別)。センサ40ポイント/100mケーブル+インターフェース+基本ソフトで290,000円(税別)だ。

製品の仕様は以下の通り。

ケーブル外径: ≦ 5 mm
実装センサ数: ≦ 40ポイント
敷設距離  : ≦ 100 m
測定温度範囲: -40 ℃~+105 ℃
センサ部電源: USBより供給
モニタ機能 : リアルタイム/ロギング可能
アラーム機能: 高温/低温異常値設定可能

【関連リンク】
「サンサーモ」詳細ページ

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