第一精工が匂いセンサ事業へ参入、圧電薄膜を用いたMEMS技術で小型・低コスト化

第一精工株式会社は、圧電薄膜を用いた微小電気機械システム(MEMS)の技術を活用した匂いセンサ事業に参入すると発表した。

同社の匂いセンサは、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)の圧電薄膜に異なる感応膜を塗布した直径0.6ミリの検知素子7種類を1枚のセンサチップ上に搭載。電圧をかけて共振する感応膜に匂い分子を付着させ、共振周波数の変化から数値データを取得、パターンを照合することで匂いを識別するというものだ。

PZTの圧電薄膜を用いたMEMSの活用により、小型・低コスト化が見込め、また検知素子(=感応膜)の数を増やすことで、より多くの匂いが識別可能になるという。

【関連リンク】
第一精工(Dai-ichi Seiko)

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録