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TOKAIコミュニケーションズなど4社、設備管理IoTプラットフォームの実証実験を開始

株式会社TOKAIコミュニケーションズ(以下、TOKAICOM)は、同社の静岡データセンターにおいて、日本サイトラインシステムズ株式会社、株式会社NTTファシリティーズ、株式会社たけびしと共同で、設備の省エネ化と設備管理の効率化に向けたIoTプラットフォームの実証実験を開始したと発表した。

同実証実験においてTOKAICOMは、自社のデータセンターの各設備からサーバ使用電力量、空調使用電力量、気温、湿度、ドア開閉イベント、気象データなどのデータを収集・蓄積し、稼働状況の見える化を図り、相関分析や未来予測を行うことで運用業務の効率化を目指すとしている。

実証実験における各社の役割

  • 株式会社TOKAIコミュニケーションズ
    • IoTプラットフォームの提供:同社のCloudPlatformVM上にプラットフォームを構築
    • 導入作業:データ収集設定などの導入作業
  • 日本サイトラインシステムズ株式会社
    • SightLineEDM(包括的パフォーマンス・マネジメントツール)の提供:収集データの蓄積・分析
    • 導入支援:導入に向けたコンサルティング
  • 株式会社NTTファシリティーズ
    • 同社データセンター空調機運転状態、室内温度状況などのデータ提供に関するシステム構築及びサポート
  • 株式会社たけびし
    • 同社のDeviceXPlorer OPC Serverの提供:空調機等設備からのデータ取得
    • 導入支援:データ収集に関するサポート

実証実験の目的

  1. データセンター設備保全効率化/生産性向上:
    • 光熱費の削減
    • 空調設備毎の冷却効率の向上
    • 冷却効果の阻害要因の可視化と空調設備以外での改善要因の発見
    • 空調設備の異常検知/予兆検知の効果確認
  2. マネジメント:
    • 空調設備の計画と実績に基づく運用管理の実施
    • 空調設備のサービスレベルを用いた設備マネジメントとその自動化
    • 空調設備のキャパシティ予測による設備マネジメントとその自動化
    • 複数サイトならびにマルチベンダー環境下の統合モニタリング化
    • 温度とシステムパフォーマンスの因果関係の分析
  3. 新たな発見:
    • 多種多様なデータを収集し、解析/分析することで新たな知見が得られるかどうかの検証

【関連リンク】
TOKAIコミュニケーションズ(TOKAI Communications)
日本サイトラインシステムズ(SightLine Systems Japan)
NTTファシリティーズ(NTT FACILITIES)
たけびし(TAKEBISHI)

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