ファーウェイ・ジャパン、AIプロセッサー内蔵スマートフォン「HUAWEI Mate 10 Pro」を発売

ファーウェイ・ジャパンは、スマートフォン「Mateシリーズ」の最新機種となる「HUAWEI Mate 10 Pro」を12月1日より発売すると発表した。市場想定売価は89,800円(税抜)だ。

「HUAWEI Mate 10 Pro」はAIプロセッサーKirin 970を内蔵したスマートフォンだ。フルビューディスプレイを搭載。また、従来のLeicaダブルレンズカメラの技術を引継ぎ、絞りは同社では最高となるF値1.6に達するレンズを採用した。

NPUを組み込んだSoCによるなパフォーマンスと大容量バッテリーも特長。テュフ・ラインランドの安全認証を受けた急速充電は、ユーザー体験を高めると期待される。

AIプロセッサーについて

オクタ(8)コアのCPUを中心に、高い処理能力を付与するドデカ(12)コアのGPUと、最大25倍のパフォーマンス向上(※1)を実現するNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)を内蔵するSoCが組み込まれている。

※1 AIの利用におけるCPUとの性能比較。同社ラボ試験の結果

Kirin 970チップセットはTSMC 10nm加工製造技術を採用しており、爪ほどの大きさのチップセットに55億のトランジスタを集積し、8コアCPU、12コアGPU、デュアルISP、オリジナルのAIモバイルコンピューティングフレームワークが含まれる。

またNPU(Neural Network Processing Unit)と呼ばれるAI専用ハードウェアプロセッシングユニットを創造的に集積し、AI演算力は4つのCortex-A73コアと比較して、約25倍の性能、50倍のエネルギー効率(同社ラボ試験の結果)を有するという。

それにより、ハンドセットの画像識別、音声通話品質、スマート撮影などの面における能力が向上。また、CPUとGPUにも向上し、CPUのエネルギー効率は20%向上している(同社ラボ試験の結果)。

商用化されているMali G72 12コアGPUは前世代と比べて、画像処理性能が20%、エネルギー効率が50%(同社ラボ試験の結果)、それぞれ向上。長時間の3Dゲームの動作に対応でき、AR/VRなどのモバイルインターネットエクスペリエンスにも対応する。

LeicaのダブルレンズカメラとAIのコラボレーション

2016年にファーウェイとLeicaが戦略的パートナーシップを結んで以来、両社はスマートフォンカメラ撮影における機能を開発してきた。

「HUAWEI Mate 10 Pro」では、2000万画素のモノクロセンサーのレンズと、1200万画素のカラーセンサーのレンズは、ファーウェイで最高となる開放値1.6の明るさにバージョンアップ。光が入る量が上がり、夜間撮影が更に明るく、細かい部分まで表現できるようになった。

具体的には、以下の3つの点が進化した。

AI技術を活用した最適な撮影方法の提案

AIチップセットの搭載により、「HUAWEI Mate 10 Pro」は独立した判断力を具備し、被写体に対してリアルタイムで分析を行うことができるようになった。

1億枚に及ぶ様々な画像を予めインプットしているため、十種類以上の場面や物体を識別可能となり、被写体の特徴や属性に基づき、自動でパラメータの設定を最適化。

被写体によって最適な撮影方法を自動で選択することにより、より際立った効果を引き出すことが可能だという。

動きを予測して撮影

被写体の動きを予測することで、光の少ない場所でも被写体がブレることなく捉えることが可能だという。

自然なボケを再現

独自のAIアルゴリズムにより、シングルレンズでも正確なボケを演出することができるという。

【関連リンク】
「HUAWEI Mate 10 Pro」製品ページ

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