富士通とVMware、クラウド分野でのグローバル協業を拡大

富士通株式会社とVMware, Inc.は、利用者に柔軟かつ安全なクラウドの利用促進をしてもらうため、新たな協業を発表した。

企業の間では、既存のシステム資産を最適化させながら、新規ビジネス創造に向けて、サービスを迅速かつ安全にエンドユーザーへ提供するために、ハイブリッドクラウドの利用が広がっている。富士通とVMwareは、このようなニーズに応えるために、世界中の顧客をサポートすべく、協業を進めていく。

今回の協業拡大の一環として、富士通とVMwareは、富士通の最先端技術を実装したデジタルビジネス・プラットフォーム「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」の中核となるクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」(以下、K5)と、仮想デスクトップソリューション「VMware Horizon®」をベースにした「FUJITSU Managed Infrastructure Service仮想デスクトップサービスV-DaaS」(以下、V-DaaS)の世界展開に向け、販売・マーケティング活動を展開するプロジェクトチームを発足させることで合意した。両社は、ASEAN諸国を皮切りに「V-DaaS」を世界市場へと展開していく。

 

両社による新たな協業の取り組みは、次の通り。

・富士通とVMwareは、VMwareの技術を「FUJITSU Cloud Service K5」向けに最適化し、「FUJITSU Cloud Service K5」と利用者のオンプレミス環境で稼働する基幹システムをシームレスに利用できるようにする。この取り組みを通じて、両社は企業に向け高度に最適化されたハイブリッドクラウドを提供していく。

・両社は、企業のコンテナ利用を加速させる「VMware vSphere® Integrated Containers™」のテクノロジープレビュー版を活用し、「FUJITSU Cloud Service K5」のPaaS(Platform as a Service)機能を拡張させ、クラウド型アプリケーションの容易な開発、展開に向けて協力する。

・富士通は、「VMware Horizon」とVMwareのネットワーク仮想化技術「VMware NSX®」、ならびに富士通独自の手のひら静脈認証技術を活用し、社内外を問わず発生するセキュリティのリスクや仮想デスクトップ上でのなりすましを最小限に抑制する高度なセキュリティソリューションを提供していく。さらに、富士通は、このソリューションを富士通と国内グループ会社の従業員8万人に向け導入し、「V-DaaS」とスマートデバイスの管理サービス「FENICS II Mobile Management AirWatch® by VMware」のサービスレベル向上を図る。

・VMwareと富士通の協業により、利用者は高い信頼性と機能性、そして安全性と可用性を備えたビジネスアプリケーションを世界共通のユーザー体験のもと、利用できるようになる。そして、今回のパートナシップの拡大により、利用者はハイブリッドクラウドのシームレスな運用を通じてコストを最適化でき、ビジネスの要件に応じてITインフラを即座に導入できるようになる。

 

VMwareと富士通は2006年からパートナシップを結んでおり、現在、富士通はVMwareのハイブリッドクラウド導入・運用支援プログラム「VMware vCloud® Air™ Network」に参画している。両社はそれぞれ、高度な技術と販売・マーケティングサポートによる高品質なクラウドサービスをお客様に引き続き提供していく。

 

【関連リンク】
富士通株式会社
ヴイエムウェア株式会社(VMware, Inc.)

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