ダイキン、空気・空間のデータを活用した協創プラットフォーム「CRESNECT」を開設

ダイキン工業株式会社は、空調機から得られるデータを活用し、様々なパートナー企業と協業して空気・空間にまつわる新たな価値やサービスを生み出していくための、協創型プラットフォーム「CRESNECT(クレスネクト)」を開設した。

近年、少子高齢化により労働力人口が減少する中、企業の「働き方改革」や「健康経営」が注目を集めており、そこに居る人々の生産性や創造性が向上し、心身ともに健康で快適に過ごすことができるオフィス空間が求められている。

空調機は、一般的なオフィスビルにおいて1部屋に1台以上、部屋全体を見わたせる天井に設置されている。

空調機にセンサーやカメラを追加で組み込むことによって、温度や湿度といった空調に関するデータだけでなく、空間の明るさや音、人の数や位置、動き方など人や空間にまつわる多くの情報を得ることができる。

ダイキンは、この空調機の利点に着目し、空調機を情報端末として収集したあらゆるデータをプラットフォームに蓄積して、同社だけでなくパートナー企業も利用できるようにした。

同社はこれまでも、業務用空調機をオンラインで遠隔監視し、室内温度や運転状態等のデータ取得・分析を行うエアネットサービスなど、IoT技術を活用した空調サービスを提供してきた。

今後は空調機から取得できる様々なデータについて、パートナー企業と協業しながら、オフィスでの生産性向上や健康維持に向けたデータの活用方法、新たな価値・サービスの創出を検討していくとした。

まず初めのターゲットとして、市場ニーズの高いオフィスビル空間を想定しているという。しかし、店舗や高齢者施設、病院、教育施設などにおいても、空気・空間のデータは、画期的なサービスやソリューションビジネスを生み出すための貴重な材料になり得ると考えており、様々な異業種の企業と連携しながら、あらゆる空間における新しい価値創造をめざして取り組んでいくとした。

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ダイキン(DAIKIN)

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