キヤノンITソリューションズ、需要予測システム「FOREMAST」関連SIサービス事業を強化

株式会社ロジスティクス・ネットワークと株式会社ニチレイフーズ、オーシャントランス株式会社、日本通運株式会社の4社は、このほど「冷凍食品におけるモーダルシフトの取り組み」において、平成29年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の「国土交通省物流審議官表彰」を受賞した。

キヤノンITソリューションズ株式会社は、2009年5月に需要予測システム「FOREMAST(フォーマスト)」をコアエンジンとした補充支援システムを構築、導入し改良を重ねるなど、同スキームの一環としても寄与してきた。

キヤノンITSは需要予測と在庫補充計画、需給計画調整の仕組みをコンサルティングからシステム開発、構築・導入、運用・保守までトータルで提供する「FOREMAST」関連のSIサービス事業を強化、拡大していくとした。

ニチレイフーズは冷凍食品やレトルト食品などを製造する、ニチレイグループの中核企業だ。

一日に約2,000種類、計1,000トンにおよぶ大量の商品を扱っており、FDC(Front Distribution Center:顧客向け最終出荷拠点)別の需要予測の精度向上と日々の補充業務の効率化を図るため、2009年5月にキヤノンITSの需要予測システム「FOREMAST」をコアエンジンとした補充支援システムを構築、導入した。

これにより、過剰在庫や品薄などの在庫アラートを表示させ、問題となる商品を中心にチェックすることで、複雑な補充業務の標準化・平準化と、オペレーションコスト・在庫の削減を実現しているという。

現在、ロジスティクス・ネットワークがニチレイフーズの物流管理事業を担っている。

ロジスティクス・ネットワークとニチレイフーズ、オーシャントランス、日本通運の4社は、2003年よりLLP(リード・ロジスティクス・プロバイダー)を活用した冷凍食品輸送のモーダルシフトを開始して以降継続的に拡大し、大幅なCO2排出量の削減と省労働力化を実現してきた。

また、需要予測システム「FOREMAST」を活用した輸送の平準化や複数荷主を組み合わせた幹線輸送の共同化など、モーダルシフトの高効率化を実現する取り組みを全国各地で展開してきた。

今回、長年にわたるこれらの取り組みが評価され、平成29年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の「国土交通省物流審議官表彰」を受賞した。

キヤノンITSはこれまで、大手製造業をはじめ、流通業や小売業、サービス業などの顧客向けに、需要予測技術や需給計画業務に特化したSIコアシステムを活用したシステム開発ソリューション「FOREMAST」を提供している。

キヤノンITSは今回のシステム構築、導入、改良の実績・ノウハウを生かしながら、今後も需要の拡大が期待されている製造業や流通業などのマーケットに対し、コンサルティングからシステム開発、構築・導入、運用・保守までトータルで提供する「FOREMAST」関連のSIサービス事業を強化、拡大していくとした。

また、キヤノンITSは「FOREMAST」関連のSIサービス事業強化を目的に、同ビジネスを推進する専任組織「数理技術コンサルティング部」を本年より新設した。

これにより、研究開発部門で蓄積してきた数理技術やビッグデータ、AI(人工知能)などの先端技術を活用し、顧客の本質的な経営課題を解決するSIビジネス、デジタルビジネスを積極的に展開していくとした。

【関連リンク】
キヤノンITS(Canon IT Solutions)
ロジスティクス・ネットワーク(Logistics Network)
ニチレイフーズ(Nichirei Foods)
オーシャントランス(Ocean Trans)
日通(NIPPON EXPRESS)

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