オプテックス、センサメーカーが水質簡易測定からクラウドデータ管理までの一連のサービスを提供

オプテックス株式会社は、下水処理場や河川などあらゆる現場の水質をセンサで簡易に測定し、データ収集までを自動化する簡易水質測定システム「WATER it(中国語名:水益特)」を開発、来年1月より中国でサービスの試験運用を始め、来春にサービスをスタートする。

中国では、インターネットを用いた環境保護活動への展開に注目が集まる中、水質環境の改善にIoTに対応したシステムとして業界を先駆けてのサービスとなる。

 

昨今、中国経済の発展につれ、中国における環境汚染の課題は深刻化が進んでいる。世界保健機関の飲料水に鉛の基準値が大幅に超えていたという発表後、市民レベルにまで水質汚染への緊張感が高まっており、中国の水の安全確保は一刻の猶予も許さない状況にある。中国の次期5か年計画にも環境対策の強化に全力を挙げるという草案も発表された。

現在水質測定の業界では、現場で採取したサンプリングを分析センターに持ち帰り測定しているため、時間を要していることや測定したデータの管理が困難な状況にある。水質測定は、ある一時点のものではなく、定期的に観測して水質の変化をみる必要があり、測定や管理をいかに簡易に迅速に行うかが業界内では課題となっていた。

オプテックス、センサメーカーが水質簡易測定からクラウドデータ管理までの一連のサービスを提供

簡易水質測定システム「WATER it」は、専用試薬に反応させた現場の水を計測器にセットするだけで、含まれている物質の含有量がデジタルで測定される。またそのデータはBluetoothでクラウドサーバーに自動的にアップロードできる。これにより誰でも簡単に水質の測定を行うことが可能となるとともに、遠隔地にいる管理者も、各測定エリアの水質の状態をすぐに閲覧・管理することができる。

このように簡易的にデータ収集・管理ができれば、測定対象の水質に異変があれば、即座に対応・措置を取ることにもつながる。

 

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