マクニカ、AIソリューションサービスを始動

半導体やネットワーク機器の輸入、販売、開発を手がける株式会社マクニカは、これまでマクニカグループ各社で展開してきたAI領域におけるビジネスを統合し、2018年4月よりAIソリューションサービスを始動することを発表した。

また、データサイエンスと機械学習プラットフォームにおけるリーディングカンパニーである米H2O.aiのVPとして強いリーダーシップを発揮していた、Avkash Chauhan(アヴカッシュ チャウハン)氏をAIソリューションサービスのリーダーの一員として迎え入れ、新たなAIソリューションの開発を加速するとしている。

2020年までに日本では、先端IT人材(「ビッグデータ」「IoT」「人工知能」を担う人材)が4.8万人不足すると試算されている(引用:経産省資料)。人材育成は急務なものの高付加価値を生み出す先端IT人材の育成には時間がかかる。

デジタライズが進む変革の時代において、世界的規模で起こる環境変化に対応し持続的な成長を実現するためには、ITの利活用が必須であり、先端IT人材の不足する環境をどう補うかがカギとなる。

マクニカAIソリューションサービスは、この人材不足をテクノロジーで補い、持続的な成長へ寄与することを目的としている。

新たに始動するAIソリューションサービスは大きく次の3つのビジネスで構成される。

  1. マクニカが提供する、AIパートナーを活用したインテグレーションビジネス:
    製造業における工場のシステムインテグレーションや産業機械へのソフトウェアの組込みを中心に、センサー、データの収集・加工・分析までをトータルで提供。今後、製造業に加え、交通インフラ、住宅設備、建設をターゲットに展開していくす。また、AIを活用した自動運転ソリューション及びサービスの提供も進める。
  2. 海外パートナー製品を提供するビジネス:
    ネットワーク事業を担うマクニカネットワークスではサイバーセキュリティ、ネットワーク機器、クラウドサービスを中心に海外の最新ソリューションを輸入、付加価値をつけて販売しており、今現在、AIに特化した海外の最新ソリューションのポートフォリオ強化に注力するとともに、海外での先行的なユースケースを国内企業に展開し、国内におけるAIの活用支援を加速させる。
  3. マクニカグループが提供するAIに関するコンサルティング・エンジニアリングサービス:
    AIを実装するためには、ビジネス課題とAI技術の両方を理解することが鍵となるが、そのためには幅広い知識と経験が必要になる。マクニカグループ各社のコンサルタントやエンジニアが、グローバルに獲得した知識と経験を生かし、顧客のビジネス課題とAI技術を繋ぐサポートをする。

【関連リンク】
マクニカ(MACNICA)

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