みずほFG・富士通など、スマートスタジアム構想におけるIoT決済の実証実験

株式会社みずほフィナンシャルグループ(以下、みずほ FG)、株式会社 Blue Lab、株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)、富士通株式会社は、スマートスタジアム構想(※1)における IoT 決済の一環として、キャッシュレス決済による決済付随情報の利活用と、ダイナミックプライシング(※2)の実現に向けた実証実験を開始する。

〈みずほ〉では、これまで、IT 技術等を活用した取り組みを推進するため、先進的な IT 技術を保有する企業との連携や、2016 年 10 月から「FINOLAB(※3)」に設置したラボ施設「Mizuho Creation Studio(※4)」を活用した協業を通じて、業界の垣根を超えたオープンイノベーションに取り組んできた。

また、〈みずほ〉は 2017 年 1 月から「IoT 決済に関するプラットフォーム構築に向けた研究開発」への取り組みも進めている。

そのような状況の中、同実証実験では〈みずほ〉および Blue Lab が構築を進めてきた、IoT 決済に関するプラットフォームを用いた決済付随情報を利活用する仕組みを検証する。

同実証実験に向け、〈みずほ〉および Blue Lab は、金融機関向けシステム導入にノウハウを有する ISID の支援のもと、API評価環境を活用した IoT 決済プラットフォームのプロトタイプを構築。

これにより、スタジアム売店に対する代金支払を、API 評価環境に登録された銀行口座からの振込により実現可能にするという。

また、富士通は、本人認証技術(※5)を活用したチケットレス環境を構築し、チケット座席管理システムにノウハウを有する株式会社モーションピクチャーとともに、チケットレス入場の実証実験用スマホアプリを構築。

具体的には、同実証実験の対象者は、実証実験用スマホアプリを用いることでチケットレス入場や、観客席に座ったままで売店への商品注文および事前決済を実施できるという。

同実証実験では、決済付随情報の利活用を見据えて、チケット情報と購買情報を横断的に取得する仕組みの検証を行い、「ダイナミックプライシング」への活用に向けた課題の整理と評価を行う。

※1 スマートスタジアム構想:先端技術を活用することで、スタジアムと観客のつながりを構築し、新しい観戦体験を創出する構想。例えば、座席からの食べ物注文やキャッシュレス決済、観客のスマホへの映像配信などがあげられる。
※2 ダイナミックプライシング:季節、時間帯など消費者の需給状況に応じて動的に価格を変動する手法。
※3 FINOLAB:THE FINTECH CENTER of TOKYO, FINOLAB の略。三菱地所株式会社、株式会社電通および株式会社電通国際情報サービスが 2016 年 2 月より協業運営する FinTech 拠点。
※4 Mizuho Creation Studio:新しい金融サービスの創出に向けた、オープンイノベーションを加速することを目的としてFINOLAB 内に設置された施設。
※5 本人認証技術:FIDO 規格に準拠した、「指紋」「虹彩」「顔」などの生体情報による認証技術。FIDO は Fast Identity Online の略で、Google や Microsoft 等が加盟している生体認証の団体規格。

【関連リンク】
みずほフィナンシャルグループ(MHFG)
Blue Lab
電通国際情報サービス(ISID)
富士通(FUJITSU)

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