ゼネテック、製造業向けIoT 3Dシミュレーションソフトウェア「FlexSim」の提供を開始

株式会社ゼネテックは、米国ユタ州に本社を置くFlexSim Software Products, Inc.(フレックスシム ソフトウェア プロダクツ社)と日本国内販売総代理契約を締結。日本国内における、販売、サポート、日本語版の開発を担当する。

FlexSimは米国ユタ州のFlexSim Software Products、Inc.が開発するシミュレーションツールだ。

製造ラインや加工プロセス、物流倉庫、マテハンなどのシミュレーションモデルを、非常に軽量な3Dグラフィックを利用して構築し、モノ・ヒトの流れを計算。機械や作業員の稼働率・作業負荷、作業時間など多岐にわたる情報を円グラフや折線グラフ(ダッシュボード)を使って一元的に表示する。

FlexSimは欧米や中国をはじめとした世界中で使用されている(累計2万3,000ライセンス以上)。主な対象領域は製造業の工場全般、物流倉庫、マテハン、ロジスティクス、鉱山、港湾、空港、病院、大規模商業施設などだ。

2次元上で再現できなかった複雑で大規模なモデルのシミュレーション

FlexSimは3Dのゲームで使用されるような軽量な3Dモデルを利用してシミュレーションモデルをグラフィカルに構築。これにより、シミュレーション設計者は数多くの産業用ロボットやクレーン、立体的に交差するライン、作業者など複雑なシステムを持つ現場を視覚的に確認しながらシミュレーションを行うことができるという。

今まで2次元図面上では再現できなかったようなシミュレーションモデルを構築できるだけでなく、視認性の高いフル3Dモデルによる設計ミスの回避、シミュレーション結果の社内・社外との共有など多くのメリットを受けることが可能だとしている。

シミュレーションモデルの構築は簡単、かつ高度なカスタマイズも可能

FlexSimは、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作でシミュレーションの準備を行うことが可能。この時、同時にシミュレーションモデルのスクリプトも生成されるという。

3Dシミュレーションモデル構築にはライン、各種機械、作業員、ロボットなどの各種設備の標準ライブラリが用意されるため、使用する際には各設備(オブジェクト)に簡単な数値を設定するだけでシミュレーションを行うことが可能だ。

なお、3Dオブジェクトの外観を実際に使用している機械と同じにしたい場合には、ユーザー定義のカスタムライブラリを設定することができる。

最新のヴァーチャル・リアリティー(VR)技術にも対応

FlexSim2018ではOculus Riftや HTC VIVEといったVRヘッドセットに対応。構築したシミュレーションモデルの中をあたかも現実の空間のように移動して、従来のプロセスでは設計段階、あるいは施工段階でないと気付かなかったような、障害要因(ボトルネック)になりそうなレイアウト上の問題点を企画段階から発見することに役立つとしている。

出来上がったシミュレーション結果を社内のレビュー、または顧客へのプレゼンテーションに使用することも可能だ。

【関連リンク】
ゼネテック(GENETEC)
FlexSim

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