コネクターメーカーである米モレックス社の日本法人・日本モレックス合同会社は、さまざまなワイヤレス・ネットワーク機器に向けて、「5G」「LTE」「Wi-Fi(2.4/5.0GHz)」「Bluetooth」の各種通信方式に対応した外付けアンテナ6製品を発表した。
LTE/5G外付けアンテナは、2G/3G/4G/5Gモジュールとデバイス用に設計され、効率とピークゲインで優れたカバレッジ、信頼性を提供し、さまざまなワイヤレスおよびネットワークアプリケーションに適している。嵌合方式はSMA-JとRP-SMA-Jに対応し、LTE向け(213523シリーズ)と5G向け(214429シリーズ)の2製品がある。主な特徴は以下の通り。
- SMA-JおよびRP-SMA-Jの取り付けオプション、ストレートモードおよび折り畳みモードを備え、設計の柔軟性を提供
- GSM、CDMA、UMTS、LTE、5G NRおよびその他の携帯電話の周波数帯をサポートするマルチプロトコルソリューションであり、多様なアプリケーションに適合
- SMA-JおよびRP-SMA-Jの両タイプ共に垂直面で90°、SMA-Jコネクターは水平面で180°回転でき、優れた指向性カバレッジを提供
- すべての主要な携帯電話の周波数帯で高い効率とピークゲインで安定したワイヤレス接続を提供
また Wi-Fi/Bluetooth外付けアンテナは、さまざまな構成で入手可能であり、無線およびネットワークアプリケーションでRF性能と信頼性を提供する。それぞれBluetoothとWi-Fiシングル(2.4GHz)およびデュアルバンド(2.4/5GHz)に対応し、嵌合方式はSMA-J/RP-SMA-JとI-PEXが利用可能で、4製品のラインナップだ。主な特徴は以下の通り。
- I-PEX、SMA-J、RP-SMA-Jの取り付けオプションおよびストレートモードと折り畳みモードを備えたシングルおよびデュアルバンドコネクターによって、設計の柔軟性を提供
- 2.4および5GHz Wi-Fi/Bluetooth をサポートするマルチプロトコルソリューションであり、多様なアプリケーションに適合
- SMA-JおよびRP-SMA-Jタイプは垂直面で90°、SMA-Jコネクターは水平面で180°回転でき、優れた指向性カバレッジを提供
- 最大5.3 dBiのピークゲインと80%の効率を備えたデュアルバンドアンテナによって、安定したワイヤレス接続を提供
同アンテナは、セキュリティおよび監視、ホームオートメーション、ホームストリーミング、スマートアプライアンス、エネルギーおよびユーティリティなどのコネクテッドホーム、ワイヤレスソリューションなどのIoT、インフラストラクチャなどのテレコミュニケーション/ネットワーキング、商用車のネットワーキングといった用途に利用可能だ。
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